君津市の山・36座一筆書きの山旅 PARTX

2008630/曇】
 ルート;もくもく村7:10…上総冨士取付7:30上総冨士山7:55…上総冨士取付8:20…女喰(細野林道)9:00松丘大塚山9:55…房総スカイライン10:15…房スカ料金所11:05川代愛宕山11:15…九十九谷公園12:15/12:30鹿野山・白鳥峰12:35…阿久里大塚12:50小糸浅間山13:10…阿久里大塚13:30…自宅14:45

 行動時間;7時間35分、距離;約37km5をクリアー

  6月中に踏破目標だったので、午前中は小雨、午後から晴れてくる予報だったので出発することにした。雨上がりの霧が立ち昇る久留里の山を眺めながら上総冨士へと向うと案の定霧雨が顔を打ち始め眼鏡が水滴で曇ってしまう。

 ゴルフ場へ登る道を黙々と、鳥居から夏草で覆われた昔の参道を進むと十数年前の記憶が又甦り広場から急登を詰めると苔むした祠に、下りはゴルフ場のクラブハウス経由で戻った。途中、東コースを横切る道路へのショートカットを昔の記憶で試みるも迷ってしまって引き返してしまった。

 車で下見した女喰の細野林道までは結構アップダウンある道路だったが足を止めることなく進めた。林道は二つのトンネルを抜けると足元は雨上がりでぬかるんでいて靴が埋まることもしばしばあり。林道が終わると細い一本道に急坂となって、房スカからの登山道と合流するとホットして56月と三回目の大塚山の三角点を踏みます。房スカに出て料金所まで1km/8分のペースで、途中霧で煙っていて見えなかった上総富士山も全容を現し晴れてくる兆しでしょう。

 鹿野山の上りはランする気力なく歩きで九十九谷公園へ、ここで初めて腰をおろして赤飯の御握りを。これ以外の休憩はポイント毎に行動食を食べたり写真を撮ったり立ったままの5分位の休憩です。飲料水はタンクからのチューブで歩きながら飲んでます。白鳥峰の下りでスッテンコロリで腕に擦り傷と後頭部を木の根っ子で思い切り打ち付けました。後一座で終わりと油断していたのでしょう。

 阿久里大塚までもジョグで下って、前の看板の横の草を掻き分けてヒノキ林の中に入り込むと下見の時には無かったかすかな踏み後があります。新しい境界杭が設置されていたので、この作業の時に付いたのだと思います。ピークから山頂への取り付きが雑木で覆われていてチョッピリ判り難くありましたが、赤のマイマーキングを見つけて難なく神殿の立つ山頂で独り万歳です。下見時に下りのルートを間違っていたので今回は慎重に降りました。

青空も覗き陽射しも祝ってくれる中を、自宅までもジョグしてこれで36座を一筆で踏破できたことに、まだまだ体力的に自信を持てたことと、パート毎に車で送迎してくれ身体を気遣ってくれた女房に感謝します。

梅雨時の晴れ間を狙っての五日間で、暑さに滅入ることがありませんでしたが、特にトレースの無い山は下草が生い茂っていて、蝮と蛭の恐怖が付きまとった歩きで、時期的には不適で、房総の山は冬場が適していると思います。

飲料水はチューブ付きの1リットルのプラチパスにアクアエリスを薄めて入れてから歩きながら飲め、不足すると自販機で購入して補給します。食事は御握りを一口大にサランラップで包んで小刻みに食べ、行動食はいろいろ試しましたが塩羊羹がベストでした。

塩を小さなケースに入れて舐め舐めして、汗をかいての塩分補給は夏場では絶対欠かせないものでした。