金時山は、その昔猪鼻岳といった。御殿場方面から見上げると山の形が猪の鼻に似ているからである。 金時山は足柄山の金太郎物語や頂上にある金時茶屋の金時娘がよく知られ、湖尻峠・長尾峠・乙女峠の三つの峠が箱根における富士見三峠で、そのうちの一つの乙女峠から金時山への一番人気のコースを歩きます。 今回何故、金時山を選んだかと云うと、森内さんからのリクエストで5月の丹沢大山に引き続き金時山が選ばれていました。 |
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日程 | 2022年10月28日(金 ) |
メンバー | 山田、小川、伊藤、森内、高橋、藤原 |
往路行程 | 木更津南IC6:05=横浜青葉IC=御殿場IC=乙女峠バス停8:4 |
コース | 乙女峠バス停8:45…乙女峠9:30…長尾山10:25…金時山(1212m)11:05/12:00…公神神社分岐12:20…矢倉沢峠12:45…金時登山口13:20…仙石原14:20…ススキ原散策 |
復路行程 | =大涌谷(黒卵)=箱根湯本(カッパ天国♨)=小田原市内(小田原タンメン)=小田原西IC19:00=横浜青葉IC=大師IC=木更津南21:00 |
行動時間 | 5時間35分 |
記録 | 今日は晴予報で気分的には楽勝であった。夕焼けは晴れを約束してくれるが燃えるような朝焼けは少し不安だったが、都夫良野トンネルを抜けるころには富士が見えていたが足利SAではもう雲の中で朝焼けの観天望が当たります。 乙女峠バス停近くの駐車場は「店の利用者専用で登山者の駐車ではありません」と記されていて少し戻って駐車して出発です。 乙女峠までは8人位から抜かれて峠で一休して再出発するがやはり抜かれる一方ですがそんなに急ぐ山歩きでもなくのんびりと高度を稼ぎ、長尾山からは足場不安定な箇所を一旦降って再度登りになるころはもう下山者と擦違うようになります。 天下の秀峰・金時山の看板に迎られて賑わう山頂に到着です。小屋は2軒とも営業していましたが我々メンバーは誰も無視して持参の泡やカップラーメン・御握りに舌鼓を打ちます。本来は冠雪の富士山を最高の御馳走として味わうところですが厚い雲に覆われていて、天気予報の嘘つきに恨みがつのります。 かれこれ1時間経つもお主は姿を見せてくれないので下山の途につきます。急な階段の降りは左膝に違和感を持たせてくれます。陽射しが無いので紅葉も映えなく、足元に咲くリンドウ・トリカブト・菊花の数々・マツムシソウに富士薊も仲間に加わってくれます。 金時登山口について車回収には小川さんが一人で行ってくれることになり、他の5人は仙石原ススキ園の入口まで歩くことにします。今まで観光客はそう多いなーと思っていたがススキ園に来ると観光客で溢れ返っていました。 車が戻るまでススキ原を散策してグッドタイミングで車が戻ってきたので大涌谷まで車で上がりますが駐車場が狭いのだろうか少し待ってから入れます。目的の黒卵は5個入り¥500で売りに売れていて、1個食べると7年寿命が延びるとのことで2個食べたのでXX年まで生きていたら大変なことになるなー。青空が拡がってきて金時山の勇姿を仰ぎ見るようになってきますが、富士の白頭が見え隠れしますが断念して次は箱根湯本のカッパ天国に、鄙びていて趣のある露天風呂で¥900だったがJAFで1割安くなりました。身体が温まったら腹が減ってきたなーと車を走らせながら店を探して見つけたのはラーメン店で、四人は生ビールを頼みますが瓶しか置いてないとのこと、これは手間がかからないオーナーの知恵でしょう。餃子に「小田原タンメン」ですが美味くてボリュウムがあったが老生は残してしまいました。 今回は山よりも観光的な時間を過ごしてしまった感が強かったです。 11月、12月や来春の山プラン等を語って、富士山は望めなかった今回の山行を楽しみました。 |