ヒョンナことから高尾・陣馬トレランに行く破目になってしまった。理由は9月の千倉ロードレースに参加した時、仲間の応援に来ていた「風の又三郎」こと平井さんから誘われたからです。詳細な計画書と茶屋が開いている土日ならばザックへの負担も最低限に抑えられるとのことで日程は15日土曜日に決まった。 この間の縦走は陣馬から高尾と2018年10月に歩いてそれ以来、陣馬山トレラン大会には馴染深く10回参加していたが、年々タイムは長くなって2020年はついに制限時間をはるかにオーバーしてThe Endとしていたので懐かしさもあって誘いに乗った。 装備としてトレランシューズはもう二度とトレランは出来ないと廃棄していてランニングシューズで対応、ザックはハイドロレーションパック使用可が残っていて水500tと行動食はウイーダー・羊羹・キットカット・黒糖マルボウロにスマホ・カメラに着替え、グローブ、トレペ等総重量2sに抑えた。 |
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日程 | 2022年10月15日(土)曇り |
往路行程 | 君津バスターミナル7:15=東京=新宿=高尾山口9:35 |
コース | 高尾山口(189)10:02…稲荷山(407)10:34…高尾山(599)分岐10:53…もみじ台11:09…一丁平展望台11:34…城山(670)11:57…小仏峠(547)12:11…景信山(725)12:45/12:56…赤岩山(721)13:47…明王峠(739)13:56…萩の丸(743)14:01…奈良子垰14:05…富士小屋山(760)14:14…南郷山(789)14:19…陣馬山(854)14:34/15:16…和田峠(672)15:31…陣馬高原下(327)16:07 |
ラン時間 | 5時間12分、休憩時間:53分、合計:6時間05分 |
距離 | 24q、歩くペースとしては0.6〜0.7で速いがトレランでは遅い遅い |
復路行程 | 陣馬高原下1630=高尾17:08=東京18:45=君津バスターミナル19:45 |
記録 | 君津は雨が降っているが陣馬山は曇りとなっていて平井さんからGOのラインが入った。高速バスの東京駅は新宿バスタみたいに新調されていて少し戸惑ってJRに、新宿で京王線に乗換へて高尾山口駅に。 大混雑で小トイレにも並んで用を足してスタートです。稲荷山コースも観光客にハイカーで人人人、フラットの個所では平井さんから「ここが稼ぎ時」と檄が入って休めなく、若い男女のランナー8人位を抜いて?高尾山頂直下を巻いて足を動かします。 縦走路に入るとハイカーにトレイルランナーで賑わっていて流石トレランの聖域と感じます。 城山茶屋で‘なめこ汁’をかき込んで休憩することなく直ぐに出発の声がしてようやく景信山の‘おでん’休憩で人心地を取り戻し、都心の景観を眺める余裕が出来ます。 切り開かれた箇所で‘赤岩山’の手製の山名標を見かけ、直ぐに見覚えのある茶屋は明王峠で、晴れた陣馬トレラン時には富士山を仰ぎ見て勇気をもらっていたが、今日は厚い雲の中ですが、ここまでくれば陣馬山は近いと力を振り絞りたいですが無理のようです。 泥濘んだ登山道は滑らない様に、木の根っ子に足を引っ掛けない様にと慎重に進むので平井さんはポイント毎に待ってくれます。 <大会時にはスピードを落とすことなく走っていたなー、よく転んだなー>と思い出したりしていました。 平井さんが「陣馬山の山頂が見えます」の声で白馬の像にタッチして記念写真を撮ります。紅葉にはまだ早く、富士山も大岳山も望めなく醍醐丸のみです。 計画から約30分遅れで、平井さんの行程三案の中間の二案で到着したので陣場高原下のバス時刻16:30には十分な余裕があり、富士見茶屋で平井さんは‘うどん’小生は‘ビール’を注文。この時彼から「まだ下りが50分はありますよ」と言われたが「これがエネルギーとなるから大丈夫だよ」と。茶屋の親爺さんと談話をして再出発です。 和田峠までは足に優しい腐葉土、以降はアアスファルト道路で陣馬高原下に無事ゴールしましたが乾杯の泡はありませんでした。 よく頑張りましたね、ご苦労さんですと自分を誉め慰め、自分を引っ張ってくれた平井さんありがとうございました。 |
もう二度とこんなことは出来ないだろう、せめて房総の山でトレランの真似事が出来ればと思ってます。