レンゲツツジの三窪高原
  大菩薩嶺の西北6qの位置にある1500m1600mの高原で6月上旬から下旬はレンゲツツジの大群落が楽しめるとあったので房総山仲間の会の6月山行は三窪高原に決めた。
 三窪高原には2005621日のこぶし山の会の田中妙さんの送別山行で行った際はレンゲツツジを堪能した記憶が残っていた。
 日程  2022年6月12日(日)
 メンバー  山田、小川、森内、高橋、藤原、山田(近)
 

案内板から

本物のレンゲツツジ

柳沢峠手前の車窓から

フイリフモトスミレ?

ヤマツツジ

柳沢の頭で

鈴庫山の山頂で

ハンゼンノ頭に

隠れ富士を見ながら

ストックの位置が富士山
 行程&コース  木更津南IC5:55=勝沼IC8:00=(大菩薩ライン)=8:40柳沢峠9:00柳沢の頭1671m9:45鈴庫山1600m10:30/10:45ハンゼノ頭1681m11:30/12:10…電波塔12:35藤谷の頭T1673m12:50藤谷の頭U1690m13:00…板橋峠13:10…(斉木林道)…柳沢峠14:20=大菩薩の湯14:40/16:00=甲府市ゴリ食堂16:5018:30=一宮御坂IC19:00=木更津南IC22:20
 行動時間  5時間20
 記録  今日の天候は数日前から目まぐるしく変わっていて危ぶまれていたが笹子トンネルを抜けると青空も広がってきたが南アルプスの稜線はまだ厚い雲の中です。
 車は青梅街道をひたすら登って行くと頭に雪を残した富士山が見えてきて柳沢峠に、駐車場にはバイク・乗用車が数十台駐車していてこの山の人気を語っていた。 
 標高は1500m近くあり肌寒さも感じて、三窪高原を目指して歩き始めると若緑の中にヤマツツジが赤く映えている。足元の花はスミレ似、葉はシクラメンのような模様の花が目立ってくる。帰ってから調べると‘フイリフモトスミレ’のようだ。
 柳沢の頭には先客がいたが直ぐに発って、我々も次の鈴庫山に目指すが、登りではなく下って登る山で、山頂からは笛吹市等の街並みを眼下に見下ろすが対面の山波はまだ雲の中です。
 一旦、柳沢の頭下の鞍部まで戻ってヤマツツジのトンネルを抜けてハンゼノ頭に飛び出します。ツツジの向こうには三つ峠・黒岳・釈迦が岳に節刀ガ岳に毛無山も確かめられるが肝心の富士山は下部の裾野のみしか見せてはくれなく、食事時間が終わっても変らなく次を目指します。 
 電波塔の登りで上部から「コンドルは飛んでいる」のケーナの音色が届いてきました。最近独学で学んでいる仁さんでケーナをザックの中に忍び込ませていたようで、なかなかの様になっていました。
 電波塔から板橋峠を目指しますがレンゲツツジは保護策の中で数株しかお目に掛れなく大外れです。原因は鹿?毛虫?それとも今年は外れ年?なのでしょうか。

 板橋峠への道は今回が初めての歩きで、藤谷の頭1673mの標識が、その先にも藤谷の頭1690mと標高が微妙に違っているので初めをT、次をUと勝手に決めさせてもらいました。
 板橋峠の手前には太陽光パネルが山肌の中に立ち並んでいて違和感を強く感じました。峠からは斉木林道を戻りますがハンゲショウの蔓が多く見られ、この間越しには奥秩父連山の甲武信岳に破風山かなー確かめられます。 柳沢峠に戻って大菩薩の湯に入りますが、コロナ対策がこのご時世になっても煩く気分を害していてもう二度とこの湯には来ないと決めました。

 ここで大事件発生です。小川さんが「車がおかしい」と、そう言えば登りの時にスピードが出なく何故かなーと思っていました。彼は君津のデイラーに電話で問合せして甲府のデイラーを紹介されたとのことで遅れて一応温泉には入って甲府に向かいます。この時、車窓からは地蔵岳のオペリスクに観音岳・甲斐駒ケ岳、奥には北岳から間ノ岳の稜線に五丈岩の金峰山も確かめられますが彼は心中穏やかでは無いようです。 
 デイラーは18:00まで営業とのことで彼一人で対応して我々残りの5名は近くの食堂を探し、先ずは今日の山行と車の安全を願って一杯と生ビールを注文すると森内嬢はアルコールに酔う前に車に寄ったみたいで要らないと言っていましたが食事だけは避けていました。腹ごしらえをしていたら彼がやって来てトラブルは解消されないが君津までは戻れるだろうとのことでスピードは控えめにして一宮御坂ICから高速に乗ります。

その時に富士山の頭が少し染まって茅が岳・八ヶ岳に乾徳山・黒金山等の山座同定も出来ますが、無事戻れることを願っていました。
 日曜日は土曜日みたいな大渋滞は無いだろうとの予測は大外れで談合坂SAから八王子まで17qの大渋滞でしたが無事帰君出来ました。
 この房総の山仲間の山行は78月は夏休みですが、各自山行を重ねて下さい。