かたくりの三毳山に
 「下毛野美可母の山の小楢のす ま麗し兒ろは誰が笥を持たむ」と万葉集にも歌われた山で、3月下旬はアズマイチゲ、カタクリの群生を楽しめるハイキングコースとあった。

2001318日に佐野厄除け大師にアイランドピーク登頂への安全祈願としてお参りしたついでに三毳神社〜三毳山〜カタクリの里をピストンしたが、この時はカタクリの花は皆無でアズマイチゲしか咲いてなかった記憶があり、今回は一週間ずらして計画したが見事に当たってメンバーが喜んでくれたのが一番だった。

 

今日のメンバー

カタクリ1

カタクリ2

カタクリ3
キブシ

イグイスカグラ
ヤマツツジ
水芭蕉

筑波山

男体山
 日程  323日(水)
 メンバー  山田、小川、伊藤、森内、高橋、高木、藤原
 往路行程  木更津南IC7:05=浦和IC=<蓮田SA休憩>=佐野藤岡IC=三毳山南口9:45
 コース 南口10:00…三毳神社10:25/10:45中岳210m10:55青龍ケ岳229m11:50/12:00万葉自然公園カタクリ群生地12:3013:00…野外音楽堂13:00/13:30…北口13:40…東口14:40=フラワ^トレイン=南口15:15 
行動時間;5時間15
 復路行程  三毳山南口15:25佐野厄除け大師=佐野ラーメン「シマダヤ」=佐野藤岡IC17:35=木更津南IC19:30
 前日午後には君津でも霙交じりの雨が激しく降ってネットで佐野市や三毳山の23日の天気予報を何回もチェックしていたが、曇り予報で雨だけは避けられそうで一安心したが、左足アキレス腱痛が18日発生し1922日三連休で病院は休みで痛み止めで対応していたが22日久しぶりにA整形外科に。医師は「今日は何ですか、年齢の割に無理しているかね」と冷ややかな対応なり。患部をエコーで診断して炎症を起こしているので注射をと言われたが漢方薬と湿布薬を処方してもらった。

 冷え込んだ翌朝は青空も覗いて絶好の山日和です。高速道は通勤ラッシュでかなり渋滞して30分遅れで三毳山南口に到着、スミレ咲き乱れる七曲坂を上って春の訪れを告げるキブシにウグイスカグラが待ってくれていて三毳神社に。

今日の天候を感謝してお参りを済ませると花曇りの中に富士山筑波山が浮かんでいます。硯石、蝋燭岩等の奇岩を縫ってヤマツツジの尾根では気の早い木が数本花を咲かせています。平日にも関わらずハイカーで賑わっていて皆さんの目的はやはりカタクリのようです。

 地元の人はカタクリとは関係なしに健康ウォークで21年前に来た時は登山道だけでしたが15年前くらい前に市が市民の健康コースとフラワートレインルートのアスファルト道路を整備していてまさに公園化していました。

 三毳の関跡から先はまだ俗化されてなく、三毳山は青龍ケ岳と呼称が変わっていて西北方向の展望は開けていて、浅間山・赤城山・白根山・男体山・女峰山等々の雪山連山が確かめられて嬉しい限りです。目前には数年前に歩いた荒々しい岩船山の岸壁も見られます。

 チゴユリの道から万葉自然公園かたくりの里に入ると見頃で歓喜の声が上がり、冬枯れの木を通して射し込む光とカタクリの紫色の競演が見事な絵模様を繰り広げてくれます。

 時間がいくらあっても足りないようですが野外音楽堂の前で遅い昼食を摂って、帰路はピストンの予定でしたが道路を迂回して戻るようにします。

 北口に向かう時の小ささ湿地帯に水芭蕉が可愛く咲いていたのは付録の喜びでした。みかも山岩舟特産館の東口に来るとフラワートレインの時刻を確認した女性軍は早速一人\550の切符を買って出発点の南口までお世話になることになりました。

 次なる予定の佐野厄除け大師にお参りして、佐野ラーメンですが「佐野ラーメン会」のチラシから店を探すも16:00頃に開いている店は少なく、やっと見つけた「しまだや」の塩ラーメンに餃子は外れではなく大当りで、更に生ビール(4人は自腹)は最高でした。