先週は台風12号で予定の山が延期となったので「登りたい山のファイル」に収めていたのを思い出して急遽計画した。三頭山を頂点とした笹尾根に並行するように延びている西原古道。この古道の道筋は断層上の破砕帯で浸食が速く、笹尾根から派出した支尾根に離れ山を残していて古道で繋がっていてお寺や地蔵さんや祠が点在していて趣のある歩きができ、新しく4座を踏むことが出来ました。 |
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期日 | 2020年9月29日(火曜日) 曇り |
メンバー | 山田 |
行程 | 君津IC6:10=(マイカー)=上野原IC7:35=上野原駅前7:40/8:32=(バス) =六籐(ムソウジ)9:20…蔵春院9:50…小中牟礼山(652)10:05…お茶の接待10:10〜10:25…笠松峠11:00…ふんどし山(752m)11:15…笠松峠11:20…帳塚原(641m)11:40…慈昌庵/小綱(コユズリ)12:00/12:30…十文字峠12:55…日武連山(575m)13:05…十文字峠13:10…沢渡(サワタリ)13:30/ |
記録 | 今週は晴れ日が続く予報だった筈なのに、出発するとフロントガラスに雨粒が落ちてくるなんじゃ!!まあ、大した降りにはならないだろうと車を走らせたが山梨に入っても空模様は怪しい。 本来は下山口の沢渡に駐車して登山口の六籐までバスで入る予定だったが、沢渡での駐車できるか怪しいので上野原駅前の有料駐車場(¥300)を利用してバスで六籐まで入った。 登り口はおそらくここだろうと思って進み、おじさんに聞くと西原古道なんか知らない、知っているのは笹尾根に笛吹峠への登山口だ。更に進んでいると「何処に登るのか」と職人風のオッサンに問われて笠松峠を目指したいと答えるとこの先の蔵春院の横を過ぎて登り切ると真直ぐにと教えてくれて歩いている道は間違って無いことで一安心してオオキジを催したので草むらに入ってスッキリしてした。 今度は畑に行くような格好のおばさんから「小中牟礼山に行くの?以前にも団体で行った人たちがいて、下草を刈っているので大丈夫」と教えてくれ、笠松峠は向こうの山の鞍部で登山道も教えてくれた。 小中牟礼山を往復して戻ると先ほどの職人さんとまた会って「お茶でも飲んで行けよ」とお茶と菓子を出してくれ藤尾集落の今昔話を聞かされた。 アスファルト道路が突然消えて、ふんどし山の標識の横にかすかに踏み跡が覗いていてこの中を進むと蜘蛛の巣を張り巡らせた杉林を登り切ると見落としそうな小さな標識に笠松峠が、ここからふんどし山をピストンした。標識には702mとなっていてGPSは正しく752mを示していたので写真は752mに訂正した。 名前の由来は「山容がT字型をして縦線が細長いから?」とあったが本当か否か疑わしく、まあユーモラスがあるから良しとしよう。 山野草はミズヒキ・キンミズヒキ・ツリフネソウ・ミバナアキギリ位で鳥の声もなく寂しき限りで、もちろん登山者もいなくコロナには無縁の世界です。山座同定も視界のきくコースでもなく4月の登ったアンテナが立っていた雨降山位でした。 笹尾根の丸山への標識がいくつか出て明るい帳塚原を通過して日寄橋バス停方向の標識が出てきたが小綱集落方向が無い。少し時間を喰ったがGPSで確認してバス停方向を降ると小綱集落の上にでてここで昼食を摂ったが、次の十文字峠方向は慈昌庵からトレランコース標識を左側に民家の前に出るとあったが、確かに民家はあるものの道は途絶えていて、幾度もウロウロして20分近くロスタイムを作ったが、民家の屋敷内を横切ると再度トレラン標識が、まさか民家の庭がコースになっているとは。 杉林の中のトレランコースの片側が切れている箇所にはトラロープが張ってあったり、熊除けの一斗缶がぶら下がっていてこれを叩いて進んだり、自然観察コースになっていてクイズの看板があったりして十文字峠に。日武連山をピストンして目的の三座+小中牟礼山の四座を踏んで今日の目的を達した。 お茶の接待・小綱でのロス時間・小中牟礼山ピストンを併せて50分が予定よりオーバーしたがほぼコースタイムで歩くことが出来たが、左足膝が痛かったのは炎症か痛風か? マイカー‘ダイハツミライースズ’での遠出は2回目であるが片道2時間位だったら大丈夫のようで、ナビも山手トンネル内も正しく表示してくれてありがたいです。 帰路のタクシーは電話した先は出払っていて別の会社のタクシーが来てくれたが、運転席とお客の間はアクリル板がぶら下がっていてメーターは読めなく¥5,000を請求されたが計画時の送迎費を含めて¥3,800を予定していたので少し驚いた。 |