相州アルプスとは厚木市上萩野と愛川町半原の二つの高取山に挟まれた仏果山・革籠石山・経ヶ岳・華厳山の山々のことで「西山を守る山の会」が名付けられたと知った。又、西山とは萩野の里からみて西側に見える経ヶ岳・華厳山・高取山の三山の総称だそうです。2004年に厚木のお嬢さん(当時は)二人と鉈目会有志で高取山〜仏果山〜土山峠を歩いて以来で16年振りに温めていたこの尾根の続きを歩くことにしました。今年の長梅雨で山梨百名山(源氏山等)を8月頭に延期、代替えの大菩薩も上日川峠への道路が雨で通行止めとのことで中止しその鬱憤を晴らすために急遽単独で歩くことにしました。 | |
期日 | 2020年7月27日(月) 曇り |
メンバー | ソロ |
往路 | 自宅5:30=君津IC5:38=横浜町田IC=厚木IC=伊勢原大山IC6:47=清川道の駅7:00〜7:20=土山峠7:45 |
コース | 土山峠7:55…仏果山分岐9:00…半原越9:30…経ヶ岳(633)10:00/10:20…華厳山(602)11:00…高取山(522)11:25…大平登山口12:30…紅梅園13:00=(タクシー)=土山峠13:30=長谷寺14:10…白山(284)14:35…長谷寺14:55 |
復路 | 長谷寺14:55/15:10=厚木IC15:40=君津IC16:50=自宅17:00 |
行動時間 | 4時間55分+45分 |
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記録 | 前夜は雷雨激しく、朝起きてからの空模様で決めようと眠りについたら朝は雨も止んでいて西の空は明るくこれなら大丈夫だろうと出発。 富士山は雲のベールで包まれて中身は見えないままで、高速道降車は最近開通した伊勢原大山ICだったが降りてからナビはかなり遠回りしてR64に乗って朝食予定の清川道の駅に。土山峠に駐車場は空きスペースに車を止めて、足元はヤマビル対策をばっちり施して出発した。 歩き始めて直ぐに右腕に木の枝みたいなのが附いているのでよく見ると小さなヤマビルでもう血を吸い始めていて取っ払って手持ちの薬を塗り込んで、それ以降は足元に気を配りながら歩いて這い上がるヒルを払うのに時間が取られ、この状態が仏果山分岐まで続いてコースタイム+15分もかかった。 半原越には林道が通っていて暗い感じで早々と経ヶ岳に向かった。急坂で足元は瓦礫でロープが整備されていて、弘法大師ゆかりある経石を通過すると西側の展望が開け大山の山頂が望める山頂に。腹が減ったので行動食を摂って再出発です。 高取山までは降り一方と思っていたら何のことやらアップダウンを繰り返し降っているのか登っているのか判らない。尾根からはアルプスと名付けただけ、スカイタワー・房総半島・相模湾に大山に塔ノ岳等が望めます。 予定では高取山から往路を引き返して土山峠に戻る予定だったがアップダウンを登り返すのと大平登山口までの発句石の展望や新四国八十八か所石仏群に魅かれて大平登山口に足を向けたが石仏群には出会えなかった。 登山口からは本厚木CC桜コース内を歩くのだがカート道に沿って歩いていて少しのロスタイムを作って大きな道路に出たが、ここから土山峠に戻るのはどうしようと考えた。歩いていると「紅梅学園」という施設の建物が目に入り事務所でタクシーを呼んでもらうようお願いしたら気持ちよく応対してくれて大助かりです。タクシーが来るまでの短い時間でしたが利用者たちからも笑顔をいただきました。 歩行中誰一人と会うことも無く、丹沢山塊は冬季に歩くのが最適だと思った。 タクシー代は大枚¥4100の大出費となって土山峠に戻ってまだ時間がるので飯山観音の白山に。登山靴は脱いでいて不覚にも素足にジョギングシューズで歩いて長谷寺駐車場で靴を脱ぐと何とヤマビルが美味しかったのか右足小指の根元で満腹状態、トイレ備付けの<ヒルガート>を吹き付けて退治しましたが傷跡が痒く翌28日に皮膚科に行って感染症予防の飲み薬と塗り薬を処方してもらった。この皮膚科いつもなら待ち時間が長いが今日は患者少なくこれもコロナの影響でしょうか。 今回新たに四座稼いだが、2004年に歩いたコースに仏果山〜土山峠間に八州ケ峰(738)と能古谷山(730)の二つのピークに山名が付与されることが判った、そして八州ガ岳(640)と記録していたのは革籠石山と呼称変更されているのが判ったのでこの二座も追加することに「西山を守る会」の皆様ありがとうございます。 もう一つの収穫があります。愛車のマイフォレスターの車検の点検をすると「もうこの車は危険です」と言われて廃車に、15年150,000qだったが200,000qまで乗ろうと思っていたのに。近場の山に登るにはまだ車は必要だと思って中古軽自動車を求めた。デイラーで走行距離はまだ1299q、新車扱いでNOは634(ムサシ)を取ってくれた。初めて高速を走りますが時速100キロを超すと「速度が出ていますよ」と優しい声で注意され、センターを外れるとアラームが鳴りまさに老人向けに最適で…追越車線を走ることなく安全運転に集中できて無事帰君できました。 |