昨年2月に霧氷観賞で赤城山の黒檜山を歩いて霧氷には恵まれなかったが、眺望は大満足したので、今回は躑躅観賞を目的にコースを変えて挑んだ。 19日は激しい雨だったが誰一人として「明日は実行しますか?」の連絡が無いのは、天気予報は日にちが変わるころから快晴予報になっているのでみんな安心しているからだろう。 |
|
時期 | 2020年6月20日(土) |
メンバー | 山田、吉島、伊藤、小川、松田、藤原 |
行程 | 木更津南IC6:30=前橋IC=9:45新坂平P(1410m)9:55…姥子峠10:10…姥子山(1500m)10:25…鍬柄山(1560m)10:50…大ダオ(1422m)11:25…鈴ケ岳(1565m)12:05/12:40…(往路を戻る)…新坂平登山口14:50…見晴山(1458m)15:25…新坂平P15:55==駒形IC=木更津南IC19:20 |
行動時間 | 6時間00分 |
記録 | コロナで県外移動は自粛となっていたが19日から移動全面解除されてか関越道やSAも車が多くなっていて日本人の勤勉さを感じた次第です。でもまだ渋滞もなく登山口の新坂平に予定通り到着、駐車場はほぼ満車状態で車から降りると肌寒く感じるほどです。帰路も渋滞に会うことなかったです。 今回コースは高低差も少なくコースタイムも短いので山パトグループの松田さんを誘ったが彼のザックは膨らんで重いので中身をチェックして今日の行動には不要なものは外して半分以下の重さになったのでないだろうか。 登山口から見渡す白樺牧場内はレンゲツツジに染まってなく、登山道脇のヤマツツジ・レンゲツツジも寂しいものですが思いがけないプレゼントが待っていました。 それはコマドリの高らかな声が響き渡り、ウグイスの声も聞こえ、これにオオルリの声が加わると三鳴鳥の揃い踏みとなるのだったがこれは叶いませんでした。 鍬柄山手間の岩場からは黒檜山・地蔵岳・荒山・鍋割山等々の赤城の山々の眺望が得られます。 鍬柄山からは足元の不安定なガラ場等もあって慎重に降って大ダオに、ここで一休憩をしてこれからの登りに備えます。その登りは大きな岩を攀じ登ったりして結構楽しんでぽっかりと空が抜けた鈴ケ岳山頂に。 そこには前後して歩いていた地元のグループの7名が中央で食事を摂っていたので我々は山頂の山岳信仰の三つの石碑の前に陣取ります。 眺望は灌木で覆われて望めなかったが、一か所だけ西方の榛名山とその奥の浅間山が望めるところがありました。 降りは余裕もあって眺望の良い箇所では山座同定に余念がありません。右から台形の皇海山の左奥に日光白根山、その左奥にあの特徴的な燧岳は判りますが至仏山は何処か、燧の手間の三角形の山は?荷鞍山か?上州武尊山はあの塊だなー…至仏山はその右側奥当たりかなーと楽しいものです。 新坂平登山口に戻ると白樺牧場から真紅のドレスを纏った若いモデル風の女性とカメラマン数名が出てきました。聞くと「今年はコロナでツツジ祭りが出来なかったので、来年用のパンフレット作成の撮影です」とのこと 予定ではここから見晴山登山口まで車で移動予定だったが歩くことにしたら往復1時間もかかってしまったが山頂では見られなかったウマノアシガタ・カキオドシ・クサタチバナ(初めて見る花だった)等を見ることが出来、今日歩いた稜線を眺めるのも良いものだ。鍬柄山近くで見た白い小さな花はネットで調べたが判らなかった。 最後に締めてくれたのは今年初聴きのカッコーの声でした。 今回新たに四座を踏むことが出来たが、赤城山には大沼の北尾根の薬師岳・陣笠山・足柄山に古沼の南側の小地蔵岳・長七郎山等が待っている。 |