若葉滴る雨降山 
 コロナの緊急事態宣言解除の声も出始めて町にも人出が多くみられるようになってきましたが山への自粛はどうなのだろうか?地元の高宕山には以前だったら平日は静かなものでしたがコロナ禍から遠くの山を避けてか都市部からの登山者を見かけるようになり土日には駐車場があふれて路肩にも満杯になるほどです。

 そして登山者のマスク姿は先週あたりから見かけなくなってきました。

そう言うことで山梨県の上野原近郊の権現山から雨降山の稜線の山を計画して仲間に声掛け4人で行くことになりました。AK君は不参加で今回のコロナ騒ぎでもう山も止めたのでしょうか?

 日程  2020530日(土)
 メンバー  山田、小川、伊藤、藤原
 コース  木更津南IC6:10=上野原IC7:50=不老下300m8:20…棚頭集会場手前登山口8:45ゴウド山887m10:10…和見分岐11:15雨降山1177m11:25/12:10寺ノ入山1028m12:40ニックラ山980m13:00二本杉909m13:20…御林峠13:55…芦垣集落14:35…和見入口15:00…不老下15:50=上野原IC16:20==木更津南IC17:45★行動時間:7時間30
 写真

棚頭登山口
ゴウド山
雨降山

山頂で乾杯

二本杉山頂で
 記録  高速の通行量はまだ少なく渋滞も無く上野原ICを降りて不老下バス停から更に進んで安全な駐車個所から歩き始めます。

雨降山の登山口は棚倉集落の中の白い集会所の建物の手前に文字が消えた十字架の道標が目印でこの裏の石段を登って行きます。登山道は荒れていてこのコースはあまり歩かれなく不老山経由がメインのようです。

 三人から常に置いていかれて彼らが休んむとようやく追いつくパターンの連続で荒れた林道に出ました。ここから尾根に取り付くと不老山からの登山道と合流して今日一座目のゴウド山に。

かなり前に不老山経由で雨降山・権現山を歩いたときにこの山頂を踏んだと思いますが自分の記録に残ってなく今回新たに登録することが出来ました。

一旦、林道に出て再度尾根に取り付き、汗はかくものの空気はひんやりとして涼しく気持ちよく歩けます。

稜線の分岐まで標高差約800m/約3時間の行程で一仕事終えたなーという感じでホットします。

 雨降山頂で緑滴る中で昼食をして後は降るのみです。降り掛かるとマウンテンバイクの5人の若者勢いよく駆け下って我々と同じコースをとったみたいで所々に轍跡が見られ転倒して怪我でもしなかったかなーとチョッピリ心配もしました。山中で会ったのは彼らのみでした。

 南側斜面は杉・檜の植林で北側は落葉樹林で若葉の香りが漂ってきて、若緑の空気を胸いっぱいに吸いこんで、若葉の奥には笹尾根の稜線が見え隠れして新鮮な山歩きが楽しめ、コロナなどどこ吹く風かと忘れさせてくれます。 

山野草は乏しいもののフタリシズカがこの山全体に見られるのも珍なる現象ではないでしょうか。

尾根歩きでは新しい山座の確認を怠りなくスマホでチェックしながら寺ノ入山・ニックラ山・二本杉のピークを確実に踏むことが出来、今回新たに四座をゲットしてトータル1,835座2,000まで残り165、カウントダウンするにはまだ早すぎるかなー。

今日は午後から雷の天気予報でニックラ山あたりから雷が届いてくるが下山まで我慢してほしいと願っていたが通じたのかやがて雷も聞こえなくなってきたが蒸し暑く感じてきた。
 里に近づくと、イチヤクソウ・タツナミソウ・ヤマホタルブクロ・サイハイランも見られましたが、降りは長く長くようやく芦垣の集落に、ここで畑仕事を終えたご夫婦にタクシーが呼べるか否か聞くと「大丈夫ですよ来てくれますよ、但し、不老下までなら小学生が通学時に歩いていて約20分ですよ」の言葉に仁さんは「予定通り歩きましょう」の一言で、結局バス停和見入口から駐車箇所まで50分足を棒にして歩きました。

 帰路のドライバー仁さんは歩くのも早いが運転も早く計画書通りに無事帰君でき、ありがとうございました。