秀麗富嶽の百蔵山から扇山縦走
  当初は25日から27日まで静岡県の安部東山稜4人で計画していたが、コロナ騒ぎで2人は辞退するとのことで23日を2人では寂しいなーということで、両山とも別々に山頂を踏んでいて縦走することにより新しい山座を踏むことになり、以前から計画していた百蔵山〜扇沢縦走日帰りに予定変更した。
 「不要不急な外出は避けること」「県外に越境しないこと」等々がテレビ・新聞を賑わしていて
恐怖心を煽いでいる一面もあるような気がする。
県を跨いでの越境対策について関所が設置されて通行手形が無いと県外に出掛けられない時代が来るかもしれない、そうなるともう日本も地球も終わりだ
 政府もマスク配布とか補償とか云々の人気取り政策より、医学的な強力な対策に全力を尽くすべきではないか、それらが伝わってこないのはやはり報道の仕方に問題があると思う。 
 日程 2020425日(土 )
 メンバー  山田、小川
 コース  君津IC6:10=上野原IC百蔵登山口(500m8:00百蔵山1003m9:55コタラ山849m10:30…宮谷分岐10:40カンバの頭818m11:15大久保山1109m12:05扇山1138m12:20/13:05扇山ピーク918m13:30犬目丸861m13:55萩の丸(794m14:10犬目・新田下バス停(400m)15:00=(TAXI)=百蔵山登山口15:30=上野原IC==君津IC17:50
 行動時間  7時間00
 写真

百蔵山から

白スミレ?

扇山山頂

扇山から

萩ノ丸山頂にて
 記録   今日からの天気予報は晴れ続きで安部東山稜の山行は雨を心配することなく歩けたなーと空いた高速道路を走りながら話して百蔵登山口についたが、途中の山肌の若葉の新緑は房総の山と違って色鮮やかで心洗われ、この光景を見るだけで県外脱出の意義があるというものだ。

駐車場には県外の登山者らしき車は無く、バス停には[4/29~当面 ハイキングバス運休]の張り紙もあった。

 急坂は続いていて久しぶりに身体が悲鳴をあげながら3と擦違って山頂に着き富士山を凝視して発った。

 コタラ山は登山道から離れていたが頂を踏んで先に、我々と逆コースが多く途中6と擦違い、スミレヒトリシズカを愛で、振り返ると百蔵山がピラミダルに聳え、滝子山の左奥に北岳と間ノ岳の白銀も望んでカンバの頭と大久保山のピークを踏んで扇山に。

 山頂には8程がまばらに在していて丁度昼食を摂っていました。

 以前登ったのは5月連休時期で大木の桜が満開だったの強く印象に残っているが、桜の木は老木で枯れかかっていて昔の面影はなかった。

我々も富士山を眺めながらのんびりと休んで出発しようとすると、山頂に残っていた2組のおばさんから声を「どちらに降りられるのですか?」と我々のコースを話すと登ってきたのも百蔵山からで車を取りに戻るのに思案しているとのことで、4人だったらバス=電車=バスの密状態よりタクシーで戻った方が時間短縮もコスト的にもベターではと一緒に戻ることにした。

 登るときは相棒の仁さんより直ぐに置いて行かれて数十bも離れ、擦違う登山者とは数秒なので密になることなく歩いていて、このような状況だからこそ何が何でも画一的に判断すること無くTPOを考えて行動しないと思っている。

 彼女たち2人は毎週山を歩いているとのことでコロナとは無縁なような気がした。

 北側に権現山〜雨降山、南には御正体山から北丹沢の山波に若緑色に包まれた九鬼山・倉岳山・高柄山の山々の山座同定をしながら、特に犬目丸のニセピークからの眺望は最高です。途中、仁さんがスマホに918mのピークがあるよとのことで落ち葉をかき分けて立ち寄ります。

 犬目丸も萩ノ丸も登山道から少し外れてはいるものの立ち寄って犬目の集落に、途中にはヒトリシズカの群落にその中にフタリシズカも見られました。

 今日はヤマガラ・シジュウガラ・コガラ・コゲラさん達との群れにも久しぶりに出会えてうれしくなりました。

 タクシー会社に電話すると新田下のバス停に上野原から直ぐに来てくれ百蔵登山口まで、タクシーの運転手さんはコロナ騒ぎでお客さんはさっぱりで早く落ち着いて欲しいと嘆いていました。交通機関を使えば1人¥802だたところが¥1,200で済んで大幅な時短となりました。

 帰路もこの時間帯だったら大渋滞なのにお陰様?でスムースに戻ることが出来ました。