初冬の都留アルプス 
 「都留市のほぼ中央に、全長約8㌔に渡り標高500mから650mの山々が山脈をなしていて、その山脈を全長を歩くと4時間20分ほどかかり危険個所はないが、急斜面にはロープ設置、ハイキングコースなので道標は整備され、後半の楽山球場から先の“杉の木の林”あたりはマーキングを頼りに歩くように注意が必要」と何の雑誌だろうか、都留アルプスの名前を知って書き留めていたのは一昨年だと思う。

都留アルプスは5座を踏むことになっていて、2000座を目指す山親爺にとっては一番の魅了であり、2019年の年間山行計画の12月の欄に登録していたので計画書を作成して仲間を募った。

でも、この我儘な山親爺に協力してくれる人が居るのか心配だったが5名も同調してくれてありがたいことです。後は晴天を託すのみです。

 期日 20191214日(土)快晴 
 メンバー  山田、小川、吉島、伊藤(勉)、伊藤(昌)、藤原
 行程  5:20=高柳=木更津金田IC6:15=都留IC8:15=より道の湯♨8:30…深田発電所…烽火台跡(蟻山658m9:20白木山625m9:40長安寺山654m9:50…鍛冶屋坂10:10天神山580m10:25…元坂…千本桜植栽地11:00…楽山球場12:05/12:40…鉄塔⑲13:05住吉神社・古城山583m13:35…東桂駅14:05=より道の湯14:5516:00=都留IC16:10=木更津金田IC17:30=泉18:20   <行動時間:5時間35分>
 Photo  初冬の都留アルプス スライドショー
 記録   計画段階で都留市内にはパーキングが無く大月で駐車して電車で都留市駅に向かう予定だったが小川さんから「より道の湯」に下山後入浴する条件で駐車可能の情報を得て電話をすると承諾を得たので急遽変更を流した。

 そのお陰で時間にも余裕が出来たので、朝食は談合坂SAで摂ることが出来た。

 予定通り8:30に出発、深田発電所横からは発電所のコンクリートの監視路の急坂を登りつめるとようやく厚い落葉の山路になります。

 登りつめたピークが烽火台跡で1座目の蟻山で、富士山をはじめ三つ峠等々の素晴らしい眺望が開けています。以降はアップダウンを繰り返しながら尾根道を忠実に辿って2座目3座目の白木山・長安寺山に、標識が無いと山頂とは気が付かない尾根上の小さなピークです。

 パノラマ展望台からは歩を記した御正体山・杓子山・富士山・三つ峠山・本社ガ丸・鶴ケ鳥屋山に滝子山・雁ケ原摺山の山並みが眺められ低山ながらも眺望を貪ることが出来ます。

 稜線沿いに水力発電所への水路が引かれていて、遺跡と思われるような水道橋も見られ、4座目の天神山を通過して、友愛の森の休憩所で軽くお茶をして、開けた千本桜植栽地からの展望も疲れかかった身体を癒してくれます。

今回のルート上の最高地点702mには山名が無いのは何故でしょうか?

 昼食は明るい場所で日当たりの良い「楽山球場」の横で摂って最出発です。

ホウバの葉っぱが敷かれた杉林や時折ミツマタの群生地もあったりしてまた高度を稼ぎ、鉄塔⑲のピークからは九鬼山から倉岳山・高柄山に伸びる尾根も眺めて住吉神社内にある5座目の古城山に。4座目から5座目までは何と昼食時間を除いて2時間35分もかかったことになります。

乾杯の代わりに記念写真を撮って下山の途のつきます。

鉄塔⑲から尾崎山への標識があったがパス、帰ってから調べるとピストンで55分だったので1座逃した感がして残念でした。

東桂駅では電車の時刻15:13までは1時間強あり、バスも無くタクシーを呼んでマイカーを取りに2人出掛けることにしました。

より道の湯’の炭酸泉は身体に良いように感じ、ドライバー2人以外は生ビールでそれ以上に身体に心に良薬でした、ドライバーさんありがとう。

低山アルプスとして、地元の房州アルプスに鎌倉・宇都宮・沼津・奥沼津・長瀞アルプスを歩いていたが、今回新たに都留アルプスを歩くことが出来、いずれも低山ながらそれぞれの魅力ある山だったと新たに認識した次第です。