紅葉と眺望の横尾山
 郷里ハイキングクラブの11月例会山行として標高1470mの信州峠から横尾山1818mの標高差348m、往復距離も4.5q、コースタイム2時間30分と高宕山同等であり、全員歩けて瑞牆山・金峰山・八ヶ岳・南アルプスに富士山と眺望も得られて満足してくれるだろうと8月に計画書を作成してトレーニングを各自励んでもらうようにした。

それに下山後の増冨温泉とみずがきの宿・五郎舎を付加し、帰路は川上村から野辺山周辺の散策を織り込んだ。

 期日  20191118日(月)〜19日(火) 両日とも快晴
 Photo 紅葉と眺望の横尾山 スライドショー
 メンバー  会長:松本 奏、山田睦男、森内 強森内幸子高橋 隆高橋秀子、高木昭一、高木恵子、松本 寛松本恵子、湯野川恵、平川ユキ12
 1118   君津IC6:00=須玉IC9:00=増冨?9:35信州峠10:25…カヤトの原11:40/11:50…横尾山12:35/13:20…カヤトの原14:00…信州峠14:50=増冨?15:20/16:10🏠五郎舎(泊)16:30 <行動時間;4時間25分>
  数日前からの横尾山の天気予報は風雨強く見通し暗い中の出発です。案の定、首都高あたりからフロントガラスに雨滴が落ちてきたが小仏トンネルを抜けると雨も止んでくれて富士山も望めるようになってきた。笹子トンネルを抜けるともう雨の心配はなく南アルプスに秋空が拡がっている。

 トレーニングに成果が上がらず今日は歩かないと言う二人を増冨温泉に送って「15:30頃迎えに来るのでそれまで温泉三昧を」と信州峠に向かった。駐車場には2台止まっていたがすれ違ったのは若き女性2人だけだった。

 紅葉が終わった明るいカラマツの広い尾根が終わるとカヤトの原への急登が待っていたが振り返ると瑞牆山に金峰山が高度を増すごとに全容を次第に見せてくれて元気づけてくれる。

カヤトの原は最高のロケーションが待っていてくれ嬌声が揚がります。

 端正な富士山に茅ケ岳・鳳凰三山・南アルプスの雪を戴いた間ノ岳・北岳に甲斐駒ケ岳に鋸の尾根が、仙丈ケ岳も少し覗いています。中央アルプスも雪を抱いています。

 八ヶ岳は鋭い権現岳から赤岳に横岳に硫黄岳に天狗岳も。更に首を振ると遠くに浅間山と目前には男山と天狗山の稜線。

今年の6月に登った小川山に続く稜線に針の山の奇岩を際立たせる瑞牆山に五丈岩を乗せた金峰山と360度の眺望を食い入るように眺めていました。

 頂上はまだ先です。痩せた稜線を同じようなコブをいくつか越えると頂上です。

 自分は2度目で、はじめは甲武信岳に行くときの駄賃で登ったような気がしてきつかった記憶しか残ってないです。

目前の北岳を望みながらの贅沢な昼食をして、後ろ髪を引かれる思いで山を下りました。

 残してきた2人の迎えと、山歩き後の温泉を楽しみに増冨温泉に向かいます。浴槽に入ると2001年に瑞牆山の帰路に寄った記憶が蘇ります。浴槽はラジウム温泉で、25℃〜42度の浴槽があり、低温でもじっくり浸っていると身体が温まってきます。朝から入っていた二人は5回入ったとのことです。

五郎舎に着いてすぐ、我々12名と24名の泊り客で、賑やかに夕餉が始まりました。今年の6月に小川山の帰路に泊まって2度目ですがお母さんとあやめちゃんにバイトのお兄さん3人からのおもてなしにアルコールも進んだようで、料理の数々に皆さんも堪能してくれたようで良かったです。

 1119   五郎舎8:20=信州峠=川上村=野辺山=八ヶ岳倶楽部=長坂IC11:20=君津IC14:30
  夜中に雨が降ったとのことですが全く記憶なく朝を迎えます。部屋の窓からまだ眠った瑞牆山に北岳から甲斐駒ケ岳が眺められます。

 女将さんとあやめちゃんの賑やかなお見送りを受けて、帰路は信州峠を越えて川上村から野辺山を経て長坂ICに。

遠回りになりますが奏君が九州在住の時の約58年前に八ヶ岳を歩いているので、その時を回想できないかと思ったからです。夜半の雨が北杜の街を雲海が埋め尽くし今日も快晴で、感無量に八ヶ岳を眺めているのが印象的で、この企画と天候に感謝です。

 八ヶ岳倶楽部に寄ってフルーツティで乾杯して今回の山行を締めました、

 往復ともに運転していただいた森内強さん、高橋隆さん、松本寛さん安全運転にありがとうございました。