山梨百名山・雨乞岳と堤山&旭山 
               (2037m)    (950m)   (912m)
  雨乞山を知ったのは何年前だろうか?牧丘の「ブドウマラソン」に参加する前日に戸屋山を登った時に雨乞山登山口の道標を見てからで11年振りに実行することにした。折角行くのだから山座を稼ごうと、2日目に手頃な山を見つけたので、一応計画書に織り込んだ。

 ちなみに山梨百名山をカウントすると雨乞山で88座となります。残りの12座も計画書を作成して体力が残っている間に登りたいものです。

 期日  2019928日(土)〜29日(日)
 メンバー  山田、吉島、伊藤、小川、藤原、菅野(28日宿で合流)
 山梨百名山・雨乞岳スライドショー
 928   木更津IC5:00=小淵沢IC8:20(下教来石下から雨乞尾白川林道)=ゲート8:50行止りで引返し/9:40R20=(塩沢温泉から雨乞尾白川林道)=平久保池登山口10:15雨乞岳13:45/14:20…登山口16:10=ロッジ山旅17:10(泊)<行動時間:5時間55分>
  山の天気はAランクで当日の出発の朝はオリオン座の中の三ツ星も確認出来ていて、絶好の山日和と思っていたが、中央道を走るころには雲が多くなってきて、小淵沢ICを降りるときは甲斐駒ケ岳もガスの中に隠れています。

 登山口に向かうルートは、前回に自分が調べたのと違うので言ったが、簡単にあしらわれてナビ通りか曲がりくねった狭い林道を進むと数台車が停まっている。

 前にゲートがあって鍵が掛かっていて、鍵を持った人が30分ほどで来るとのこと。ナビで白州ビレッジで検索するとどうもこのルートを案内するようだ。

 鍵を持った人の好さそうな白髪の人が来たが、数分経っても車が進まない、嫌な予感が当たって「鍵が合わない」何ということだ、「土日はゲートは開放しているが工事者が間違って鍵を掛けた」その鍵の予備を管理者は持っていないようだ。タクシーで来た4人は歩いて登山口に向かったので、我々も車を置いて行くと言うと「林道に駐車は駄目だ」と好々爺さんが憎たらしくなる。近くの登山口に案内すると言っていたが、我々は当初通りの塩沢温泉からの林道に引き返して久保池登山口に着いたが車は1台しか停まっていない。前に下った車は何処に行ったのか?1時間15分遅れでスタートした。

 登山道は歩きやすく、熊笹にカラマツ・ミズナラ・ブナ・シラカバ・ダケカンバ・マツ・シラビソ・モミ等々の木を縫って歩き、擦違ったのは2人のみで引き返した連中は何処にと疑問が。タクシーの4人組は下山路は石尊山神社方向に、ゲートから先に下車した連中は恐らく石尊山登山口に案内されてたのでは、こちらからは山頂までは4時間強はかかるので会えないのではと推測した。

 山頂は少し開けていたがガスで塞がれていて展望が無いのが残念なり。

 登山口に戻るとビレッジから音楽が流れていて、道路わきには数十台の車が、近くの人に何があるのかと聞くと「変な集まりの音楽祭がある」とのこと、そう言えば来ている人の格好も変なので納得した。

 菅ちゃんからは「ロッジ山旅に先に行きます」とのことで、我々もロッジ山旅に直行した。夕食後談話室で元校長で現在は「絵と山と楽しみ」という北島さんにオーナーも交えて飲み語った。元校長に絡んでいる御仁もいたようです。

 929   ロッジ山旅8:20=堤山登山口…堤山8:55…登山口=旭山登山口…旭山9:55…下山口=日野春アルプ美術館10:40/11:05=甲府駅(菅ちゃん送る)勝沼ワインビレッジ12:10/13:10=勝沼IC13:30=木更津IC16:00
 今日の天気予報は雨だったのが晴です。予定通りの2座を登り、北島さんが個展を開催されている「日野春アルプ美術館」に寄って、渡辺仁さんのワイナリーに寄ることにします。

 昨日登った雨乞山に入笠山、日向山、鋸岳〜甲斐駒ケ岳〜鳳凰三山、富士山、茅ケ岳、金峰山、南八ヶ岳と360度の眺望を貪ることが出来て昨日の分を完全に取り戻いました。堤山、旭山も少し手こずったりしましたが二座を稼いで雨乞山を加えて三座で、合計1,761となりましたが、目標2,000にはまだまだ手が届きそうにもありません。

 日野春アルプ美術館は3回目の訪問でオーナーの饒舌相変わらずで、入館料¥500は後期高齢者とドライバーの2人は無料にしてくれました。北島さんは来客者多くゆっくりとお話を聞くことが出来なく残念でした。

 菅ちゃんを甲府駅に送って勝沼の渡辺仁さんのワイナリーで久しぶりの再会でしたが元気に頑張っておられます。菅ちゃんは君津から滋賀県に出稼ぎしていて、変わることなく元気に過ごしているので安心しました。結構慌ただしい山行だった。