人気の陣馬山から登山道のない要倉山へ 
 このコースを知ったのは「山の本」だったと思う。その記事をコピーして登りたい山フアイルにファイリングし自分なりの計画書を作成、仲間を誘ってもこんなマイナーコースに賛同する者はいなく単独でのタイミングを狙っていた。
 MINコストにするには土日のホリデーパス(¥2,670)と時間節約のためには千葉からのあずさ3号だが、3月からのダイヤ改正で全座席指定とのことで前日に座席指定(¥1,000)を予約したので悠々と座って朝からビールを飲める至福に時間を持つことが出来た。
 期日  2019526日(日)
 メンバー  単独(山田睦男)
 行程  君津5:42=千葉6:38=八王子=藤野8:33/9:15=和田9:30…和田尾根・一ノ尾尾根…陣馬山85510:55/11:10…和田峠11:20…醍醐林道11:40メシモリ岩山75011:45…(昼飯11:50/12:20)…本宮山73212:45御堂窪山57313:15要倉山56213:55三角点要倉山(549)14:00/14:40…くぬぎ沢林道出口15:00/15:40…下川井野バス停16:00/16:28=高尾駅17:03/17:30=君津駅20:06 <行動時間;6時間10
 写真  陣馬山から本宮山・要倉山へのマイナールートを歩くスライドショー
 記録  特急あずさ3号の乗車率は50%程度でガラスキ、藤野からの和田行のバスは臨時バスも出るほどの混雑ぶりで、到着後すぐに歩き始めた。

 直ぐに片富士を眺め、先行する親子三人のお父さんが「ここは真直ぐだ」と直進したが、自分は左に折れて進んだ。踏み跡から見ても左折が正しいと思うも自分も初めてのルートなので黙っていた。恐らく引き返したのだろう。

 トレランでおなじみの一ノ尾尾根に合流すると登山者が列をなして陣馬山を目指しており、3年連続の山頂は人が溢れんばかりだが、富士山をはじめ眺望は相変わらず最高です。若い女性のトレイルランナーが多く、その中に昨年富士山頂で出会ったトレラン女性も見かけました。

 和田峠に下って今回目的のコースに入りますが、今日の行動食は暑さ対策でペットボトル500t2本とパキスタン産の岩塩にパン2ケと山頂で求めた缶ビール(¥450)のみで誰かさんみたいなオーバーな品は準備していないです。

 醍醐林道から本宮山への取付きは心配することなく判り、直ぐの直登のピークがメシモリ岩山だが岩は見当たらなかった。ここでスマホで要倉山へのルートを確認安心して下った大岳山が望めるところでツツドリにアオバトにキジバトの鳴き声をBGMに昼食をのんびりと摂った。

急斜面を降って踏み跡がしっかりしていて本宮山に。この先は東側の斜面は伐採されていて首都圏方面の展望が開けて嬉しき限りです。

 展望が開けると直射日光を浴びることになり、腕がヒリヒリしてきて、それ以上にビールを飲んだので喉が渇き、ペットボトルを手にしてチビリチビリ飲みながら歩く羽目になってしまった。反省!!「暑いときは山でビールを飲んだら駄目ですぞ」

 御堂窪山の標識は見当たらなく標高573mで確認して進んでいると、どうも西に向かっているのでおかしく、少し戻ると藪で覆われた中に北への踏み跡を見つけて、伐採地の端を進んでいると杉林から熊かと思いきや黒ずくめの登山者で、山を目指すのではなく何かを探しているようだった。

 要倉山を確認して直ぐに三角点要倉山を踏んで、今日は新たに5座を踏んだことになり大満足した。が踏み跡を辿っていくも、当初は三角点から東側の尾根を降る予定だったので引き返してそのルートを降っていると、突然作業道が出てきたので、2m位の崖地を滑り飛び降りて「くぬぎ沢林道」出口で高尾から陣馬高原下へ通じる県道に出たが、やはり引き返さなくそのまま進むのが正規?ルートだと判った。

写真を撮ろうとするとカメラケースの中が空っぽ、崖地を降りたときに落としたのだろうと即引き返してカメラを拾った。

 この2回の引き返したロスタイムは80分となった。バス停について一息ついていると高尾駅行の臨時バスに手を挙げるも無視されて通過します。結局、定期バスに揺られて当初計画の電車で帰路に着くことが出来た。