飯能三山
 20173月に飯能アルプスを歩いたときに、飯能三山も歩く予定だったが肉体的にも精神的にもかなわなく、多峯主山から天覧山を経て東飯能駅に下った。

龍崖山と柏木山が宿題として残っていたのでやってきて、他に燧山・ジャンダルム・あさひ山と併せて5座をゲット出来、コストパフォーマンスの高い山行だった。

が、君津から飯能までのアプローチが3時間強かかるのが難点で、コストと時間を天秤にかけながら再検討する必要があると痛切に感じた。

 期日  2019317日(日)
 メンバー  山田睦男、近子
 行程  君津駅6:29=飯能駅=9:37/9:50…龍崖山登山口10:30龍崖山(246)10:55/11:05燧山(234)11:15…龍崖山11:25…八耳堂11:40…柏木山登山口1205北尾根/ジャンダルム(230)12:20柏木山(303)12:55/13:20…赤根ガ峠13:50あさひ山(214)14:35…美杉台ニュータウン14:45=飯能駅14:55/15:45 =君津駅19:05 <行動時間:4時間55
 飯能三山のスライドショー
 3月の早朝はまだ冷え込んでいて、内房線の電車の中は寒く、居眠りも催さなく本を読む気にもならなく、小便をしたくなってきて最後尾車両のトイレでようやく用をたすことが出来てほっとした。

西武秩父線に乗りついででようやく落ち着いて朝食に御握り・パン・ゆで卵・ジュースを口にする。
 飯能に「ムーミン」村が出来たとのことだが、まだ時間が早いのでそれらしき家族連れよりもハイカーで賑わっていた。

北口の階段を下りて線路に沿って歩いていくと赤い割岩橋に出てコースは間違ってないことで一安心。その後も数回地元の人に挨拶を兼ねてコースを確認しながら歩いて龍崖山登山口を見つけた。

地元の愛好家80人衆がコース整備している様子がうかがえてます。女坂と男坂の分岐では後者に進むと三四郎平からロープを張った急坂が、このコースは地元の女性サッカーグループのトレーニングコースにもなっているとのことです。

山頂に着くと遠くは霞んではいるが、特徴ある武甲山に奥多摩の大岳山・御前山に多峯主山も確認でき、眼下には飯能市街地と展望は抜群です。

山頂に設置されている地図に「燧山」が記載されていて一人でピストンしました。

龍崖山公園から登ると燧山を経て龍崖山に着くので、これも下調べ不足で余分な時間を作ってしまった。

下山は三四郎平から八耳堂に下って、次の柏木山を目指します。登山口らしきところの道標には柏木山の名前はなく、ここを進むしかないだろうと歩いていると手作りの案内に初めて柏木山の名前が出てきた、ここでもホットさせてくれます。 

山頂の方向が判ったので直ぐに北側の尾根に登って稜線に。少し進むと北尾根・ジャンダルムの標識が二級基準点の横にあり、一座としてカウントすることにした。

尾根を進むとゴルフ場との境界にはフエンスが。これは人間よりも猪や鹿対策でないかとは思うが、下部には動物が往来する箇所が幾つもあった。

フエンス沿いに歩いて行くと本来コースと合流の203高地に、ここで木造カモシカの柏木山への道標があり安心して進んでいると、かなりのハイカーが降ってくるがいずれも同年配のオジンオバンで、やがて山頂に。

龍崖山と同じく、ここも同好のグループであろうベンチや人形が設置されていて賑やかに飾っています。時間も遅くなって、ようやく昼食を摂ります。

下山はカモシカコースを採り、尾根を降ると直ぐに林道になって間違っているのかなーと進んでいると「カモシカ新道」の標識が。埼玉のカモシカは尾根よりも林道が好きらしいなーと思いながら赤根が峠に。

柏木山には手造り地図があったが、正確さにはかなり欠けているように感じ、道標もポイントには必要のような気がした。

峠からは新しくできた工業団地の端っこのフエンス沿いに面白くない歩きが続き、やがて美杉台ニュータウンに。この団地の中のあさひ公園裏山の杉木立の中にある三等三角点を見つけた。

雨もぱらつく程度だが、飯能駅まで1時間弱はかかりそうなので、バスが来たので飛び乗ってズルした。

駅の2Fの中華料理店に入って、今日も無事歩けたことに乾杯したが、コースを探しながら歩いたので連れからは「もっと下調べしてきてよ」とクレームがついた。