霧氷の赤城山に 
 ここ数年、霧氷の山とは疎遠になっていて昨年2月には丹沢の鍋割山に行ったが、霧氷どころか積雪もなくダイヤモンド富士を拝んで鍋焼きうどんを食べて終わっていたので、今年こそと近郊の霧氷の山を検索すると赤城山がピックアップされた。プラスαとして山親爺の2000座の目標に向けての出張山・薬師岳・陣笠山・足柄山の4座を加えてもらい、昨年と同じメンバーで実行に移した。

過去赤城山に登ったのは19925月に黒檜山―駒ケ岳―地蔵岳を日帰りで三人で歩いた記録が残っていて、その時の仲間二人はもう逝ってしまっていて時の流れの速さを知らされた。

 時期  2019216日(土)〜17日(日)
 メンバー  山田、吉島、伊藤、藤原
 Photo  赤城山スライドショー
 216   木更津南IC5:40=赤城IC9:4010:30黒檜山P10:50…登山口11:00黒檜山(1827m12:50/13:40…登山口14:40=沼尻P15:00…出張峠…出張山(1470m15:55…野坂峠16:30…沼尻P16:55大胡温泉/三山センター18:20(泊) <行動時間:3.501.555時間45分>
 自宅4:30出発予定なので、目覚まし時計を4:00にセットしていたが、目が覚めて時計を見ると何と何とICに乗る予定の5:00ではないか。慌てて飛び起き2階から下っていると「ピンポン」の呼び鈴が鳴って吉ちゃんが来た。「電話しましたが…」とのことだが、「スマホは1階の居間に置いているので気が付かないよ」と着替えて出発。藤原さんと勉ちゃんには遅れるとの連絡をすでにしてもらっていた。
二人からは又、体調がすぐれないのではと心配させていた。

ICに乗ったのは40分遅れだが、慎重に運転していたが川越あたりから事故渋滞、寝坊助が無ければ避けられたのかもと思ったりもした。おかげで?両神山・妙義山・浅間山・榛名山・子持山に赤城山等々の山座同定をゆっくりとすることが出来ます。

 赤城ICで降りて鉢巻き道路を経て登りつめた大沼は氷結していて、ワカサギ釣人の色とりどりのテントが賑やかです。黒鼻山登山口出発は2時間遅れで、続々と登っていく登山者はほとんどが若者で、我々Grが最高年齢ではないだろうか?

 二つ目の失敗はデジカメを忘れていて、吉ちゃんのデジカメを借用してカメラマンを引き受けることにした。軽アイゼンを利かせながら急坂を登っていきますが、急がない・息を荒げないマイペース歩きに徹します。展望ポイントでは3人が休憩タイムを取ってくれるので助かります。振り返ると地蔵岳に、眼下には大沼の氷結が白く光ってテントが米粒のように見えます。駒ケ岳の分岐からは平坦な尾根を進むと山頂に。
 コースタイム1時間35分のところを1時間50分だからまあまあいいところだろう。

 山頂は賑わっていて、北側の展望ポイントに進んで大休止です。ホットワインにラーメンスープで身体を暖め、空いたお腹を満たします。
 期待の霧氷は、ここのところの天候では花は咲いてなく今年も空振りに終わります。山頂に戻って記念写真を撮って降り、4座への登山口の沼尻に移動します。 出張峠に向かうコースは雪原の中に古い踏み跡が残っていますが、歩き難いです。小動物の足跡があちこちに見受けられ、鹿の足跡が縦横にあって、前方に鹿が駆けて行きました。

 膝上まで潜るツボ足に四苦八苦して出張山に、さらに薬師岳に向かいますがタイムオーバーで野坂峠から降ります。夕日に地蔵岳が染まってきます。

 今日の宿、大胡温泉(三山センター)をナビにセットして向かうも近くまで来ているのだが場所不明で電話で3回も聞いて30分近くロスしてようやく到着です。

※三山の意味は、妙義山・榛名山・赤城山の上毛三山から採ったそうです。

宿泊料¥6,000なので、料理は部屋は散々(サンザン)でないかと一抹の不安を抱いていたが、風呂から上がって食卓に付くと吃驚仰天です。刺身は新鮮・焼肉も上質でアルコールは持ち込み可とのことで、持参のビール・日本酒・焼酎・ウイスキーを部屋から持ってきて、尚、安上がりに上機嫌になっていきます。

 217   三山センター8:15=駒形IC8:45=木更津南IC11:00
 スキー客が帰る時間帯の渋滞を避けるために、朝食後、即出発します。

旅館へのクレームが三つあります、@洗面所が小さく少ないA廊下等に誇りが溜まっていて掃除が行き届いていないB和式トイレが多く、洋式もウオッシュレットが故障、がみんなの同意見でした。でも、格安料金に料理は最高でした。

※反省:何故、朝寝坊したか、目覚まし時計が鳴らなかったのは女房が止めてしまったと思っていたら、セット時間を5時にしていました。皆さん、ごめんなさい。