小川山でトラブル発生
 11月第3土日に小川山(2412m)に登ろうと仲間を募って6名のメンバーが決まった。数日前までの天気は雨予報だったが、「天候は山田気象予報士によると雨雲は太平洋南岸を通過して長野の方への影響は少なく、午前中は晴れ、午後は曇りとなっています。でも、寒気の影響で手袋・帽子・首回り等の防寒対策はしておいた方が良いと思われます」とメンバーに実行しますとメールした。

当日は雲一つない絶好の天候で、金峰山荘に予定通り到着し、予約の確認をして「日暮れが早いから1600までには戻ってくるよう」と言われて、気分よく出発した。しかし、40分程度歩いた時点で老生に異変、貧血か眩暈がして座り込んでついには仰向けになって瞬間的には眠り込んでしまったみたいです。過去に登山中や山小屋で貧血眩暈は数回経験していて自分自身はそう大事とは思ってないが、メンバーを驚き慌てさせてしまい「引き返してパノラマコースにしょう」と言われたが、小川山はこの体調では日暮れまでの帰着は難しいと思って、カモシカコースに変更をしてもらった。顔面蒼白と言われていたが唐沢の滝あたりから正常に戻って昼食時には持参のビールを飲んだりすると大顰蹙をかうと思い、ホットワインを舐めるくらいにした。尾根岩の一峰まで登って眺望を楽しんで、金峰山荘に着いてからは夕食までの団欒での生ビールにワインで完全復活したみたいでした。

貧血対策としてレバーを毎食1ケを食べるようにしよう。

 期日  20181117日(土)〜18日(日)
 メンバー  山田、吉島、小川、蔵、伊藤(昌)、藤原
小川山失敗の巻のスライドショー 
 1117   君津4:15==金田IC5:05=長坂IC8:50金峰山荘9:00…カモシカコース分岐11:00…唐沢の滝11:35…昼食12:10/12:40…分岐岩12:50第一峰(1750m)13:40/13:50…金峰山荘14:30<行動時間:5時間30分>
 小川号は4:15自宅発で吉島・山田・藤原・蔵・伊藤をピックアップして金田ICから高速に、渋滞もなく順調に金峰山荘に到着。
 出発してから前述のトラブルが発生してカモシカコース分岐到着まで2時間かかっているのでコースタイムから約1時間のロスタイムの計算になるが、そんなに留まっていたとは思われなくコースタイムが厳しいような気がした。分岐岩近辺の岩には若い男女のボルダーが数多く取り付いていました。
 第一峰への登路にはクライマー以外は立ち入り禁止の標識があったが‘廻目平’マップには険路となっていたが登山道が線引きされていたので、チョッピリのスリル感を味わって岩峰の頂に、小川山は何処かな?金峰山・朝日岳に国師岳の稜線も確認でき、眺望を楽しんで下山した。
 金峰山荘で風呂に入って夕食まで団欒で時間を潰して、豪華な夕食は我々6人のみでボルダー達は宿には泊まらずテント泊なのだろう。疲れもあって19:30には布団に潜り込んで寝不足は十二分に取り戻せた。
 1118   金峰山荘8:00=高登谷山登山口8:45高登谷山北蜂(1846m10:00/10:20南峰(1862m10:40…登山口11:50=信州峠=そば処‘みずがき’12:25/12:50=須玉IC13:30=金田IC17:00<行動時間:3時間05分>
 2日目の山は高登谷山に変更した。以前からこの山の存在は把握していたので、前日のトラブル後に即決めた。

 登山口に向かう朝は朝霧の中に、金峰山や男山等の幻想的は風景が高原野菜の収穫が終わった畑の上浮かんでいる。ナビをワラビ山荘にセットして高登谷高原別荘地内の登山口から取り付きます。ミズナラの落葉を踏みしめて直登気味に登っていくと、八ヶ岳・瑞牆山・茅ケ岳に南アの甲斐駒ケ岳・鳳凰三山に北岳と間ノ岳は雪を抱いているのが木立の間から覗かしてくれて心驚かせてくれます。

 山頂は開けていて360℃の展望を見せてくれ至福の時を持たせてくれ、昨日のトラブルなんか忘れていました。

 南峰であれが登れなかった小川山かなーと思ったり、歩いた男山から天狗山の縦走路の奥に浅間山や御座山も確かめられて昨日の挽回をしていました。

 下山後、信州峠を越えて五郎舎からみずがきそば処を紹介されて山菜そば・とりもつ・花豆にドライバー2名はノンアル、他はビールを堪能して若干の渋滞はあったものの無事帰君できました。

 帰路には小川山のリベンジを考えていました。小川山へのコースは破線でコースタイムも厳しく、陽が長いシャクナゲ咲く季に、午後に廻目平キャンプ場着でテント泊、翌早朝から小川山をピストンだったらマイペースで登れそう。帰路は信州峠から東側の夕日アタリ等の2座は稼いでと思っている。帰宅後孫の七五三に帰省していた娘から「山はもう止めなさい」ときつく言われたが、そう簡単に山を止めるわけにはいかない。