原爆が終戦を早く終わらせ、復興の道が早くなったとかいろいろ言われているが、その原点である原爆ドームを一見して何を感じるのかと常々思っていたので今回実現にこぎつけた。ドームの前に立ち記念資料館では心痛の思いが走って、原爆は日本にとって何なのか理解できない自分がいた。 ついでに山を織り込んだのは邪道だろうか? |
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期間 | 2018年9月14日〜16日 |
メンバー | 山田睦男、近子 |
photo | 広島の旅のスライドショー |
9月14日 | 君津6:02=品川7:57=広島11:47=平和記念公園13:00〜14:00=呉大和ミュージアム15:00〜16:30=広島 |
平和記念公園資料館本館は工事中で東館にこじんまりと被災状況が展示されていてが目をつむるような光景が多くあった。外国人が多く小学生が熱心にメモ等を取っていたのが印象的だった。 呉線は21号台風で不通だったが9日から開通したとのことだったが、沿線はまだ爪痕が生々しく残っていた。一度きりしか会っていない叔父が海軍兵で戦死していて、大和ミュージアムも訪れてみたいところだった。 ミュージアムは戦艦長門の展示が主であったが、戦艦陸奥も少し紹介されていた。自分の名前は爺さんが「戦艦陸奥」から「陸奥男」と命名していたが、戸籍には「奥」が抜けて「陸男」となっていて「むつお」と呼ばれていたので戸籍を「睦男」に変更したのは中学生の頃だった。ここは一日潰しても好奇心をあおる箇所だった。 夜は広島名物のお好み焼きを堪能しました。 |
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9月15日 | 広島8:01=8:22下祗園8:45…武田山憩いの森9:20…尾根道9:55…武田山(410m)10:25/11:40…水越峠12:00…火山(488m)12:50/13:15…小堀山(399m)…権現峠14:05…石山(348m)14:15…権現峠14:30…伴アストモライン中央駅15:20=広島16:20 <行動時間;6時間35分> |
雨だが相棒は止めようと言わなく雨具を装着して出発します。憩いの森近くで軽トラのおっさんが「この雨の中を山に行くんかい」と広島訛り?で声を掛けてくれ「午後には雨はやむよ」と嬉しいことを言ってくれます。ハイキングコースとのことですが沢沿いの道は荒れています。尾根に出て雨具を脱いで、史跡の名残の御門跡・千畳敷等を通過して城郭跡の武田山山頂に。頂上一帯は安芸国の守護職・武田氏の居城であった銀山城址で、付近にはお守岩・見張岩・鶯の手水鉢とうの遺構が見受けられますが、眺望は得られません。歴女には興味津々でしょう。 火山への道標を探もなく、スマホのGPSに頼って火山への尾根に取り付くことが出来ました。弓場跡でようやく火山への道標があり一安心します。水越峠からアップダウンを繰り返しウラジロの羊歯の急坂を登り切ると四等三角点の火山に到着。火山は神武天皇の烽火台の伝説があり、展望が良いとあったがガスで視界は相変わらず閉ざされたままです。権現峠への下山口もスマホ「地理院地図」で地図読みして降ります。権現峠に着くと石山まで10分とあったので、一人で速足でピストンします。 今日は誰一人会うことは無かった。アストラムライン伴中央駅から広島に戻って、ホテルでシャワーを浴びて牡蠣三昧に繰り出しますが、高級そうな「かなわ」では店員の接客対応が悪く、怒っているお客もいて、牡蠣もシーズン外なのかイマイチで、昨晩と違うお好み焼きを食べに行きましたが、昨夜の方が断然美味かったです。 |
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9月16日 | 広島6:58=宮島口7:27=7:40宮島桟橋8:25…もみじ谷登山口8:45…稜線分岐9:50…霊火堂10:05…弥山山頂(535m)10:20/10:35…獅子岩ロープウエイ駅10:55=下駅11:30…宮島桟橋12:40=宮島口13:10=13:30広島14:17=品川18:03=君津20:06 <行動時間;2時間30分> |
早朝の静かな宮島桟橋からもみじ谷コースを登りますが、風が通らなく蒸し風呂の中を歩いている感じで、数人の登山者から越されて、ロープウエイと弥山への分岐に出るとロープウエイからの観光客と結構出会います。 山頂からの眺望も遠くの山波は雲に覆われていて、広島の山々を拝むことは出来ません。下山は大聖院コース予定だったが、登りも岩畳で下りもお坊さんが「岩畳の階段で膝がガクガクする」脅すので相棒はロープウエイで下ろうと言いだし、反対することも無く獅子岩ロープウエイ駅に向かった。 登りの乗り場には観光客が列をなして、待ち時間は40分超とのこと。厳島神社見学予定で向かうと、ここも長蛇の列でパスします。昼食を「穴子丼」と思うもどの店も列をなしていて、外れの店が空いていたのでそこに入った。 宮島には続々と観光客が入ってきていて、宮島から人がこぼれてしまうのではと心配した。 厳島神社の鳥居と弥山に船上から見納めして広島にお別れした。 |