人気の浅間隠山(1757m)
 7月上旬の北ア(野口五郎岳&水晶岳)を自分で計画、仲間4人も同行してくれることになっていたのに、17日にたった14qのRUNで左足膝が炎症(筋力の衰えか、痛風が原因か)で当日の朝まで回復せずドタキャンし仲間から顰蹙をかっていたし、自分自身でもストレスを抱え込んでいるようだった。

 何処か歩きたいなーと思って、歩きたいリストをめくると手頃な浅間隠山が、近場の山も探して56日に計画した。4AMにパッキング途中天気予報を再確認すると6日はCランクとなっていて急遽4日の午後から出発することにした。

 尚、浅間隠山は浅間山の東方にあり、この山の東側(群馬県)からは、浅間山がこの山に隠れて見えないために、この名前が付いたとのことである。

 期日  201884日(土)〜5日(日)
 メンバー  山田
 人気の浅間隠山他6座 の スライドショー
 84   君津IC12:40=前橋IC15:00=ワラビ平森林キャンプ場16:05高倉山(1319mピストン<16:151700>=二度上峠17:45駒髪山(1483m) ピストン<17:5018:05>…二度上峠(車中泊) 行動時間<1時間00分>
  ナビが古く東京トンネルC2通過でナビが狂ってしまうので、通過後にナビ設定することにしていて三芳SAでナビ設定の為5分休憩。関越道は追突事故渋滞で20分遅れて前橋ICを通過したが、ワラビ平森林公園キャンプ場には略予定通り到着。キャンプ場は子供の声が響いていて賑わっていた。

 キャンプ場の横から高倉山に、土で流された木道は歩き難くコースタイム40分を25分で到着、登山道の脇にはフシグロセンオウの赤い花とハクサンボウフウの白い花が目立っていた。

 キャンプ場に戻って、明日の氷妻山の登山口の二度上峠に車を走らせた。曲がりくねった林道かと思っていたら県道R54でスムースに標高1380mの峠に到着、峠の奥にある空き地に停めて、まだ明るく駒髪山をピストンした。

 アマチュア無線の車が横に停まって、明日の朝までコンテストを行いますのでと丁寧に挨拶を交わしてくれた。

 暮れ行く浅間山や雨坊主山・角落山を眺めながら車の中で、コンビニで買ってきた弁当と泡缶に芋焼酎で豪華な晩餐、家で飲むよりも美味いです。

 窓から星空を眺め、朝方は冷え込んできてシュラフを被り、外気温は18℃でした。

 85   二度上峠5:00氷妻山(1467m)5:35獅子岩の頭(1445m)6:05…二度上峠6:25=浅間隠山登山口7:05浅間隠山(1757m)8:35/9:00岩淵山(1528m)ピストン<9:4010:25>安高山1410m)ピストン<10:3011:00>…登山口11:20=はまゆう山荘?12:25=前橋IC13:30=君津IC15:40 行動時間<5時間40分>
  4:30目を覚ますと明るくコーヒーだけを飲んで、熊除け鈴とホイッスルを携帯して5:00鼻曲山への指導標から歩き始めます。朝陽が縦走路を照らして明るいですが、朝露に濡れた熊笹でズボンは濡れてしまいます。

 三等三角点の氷妻山から戻りますが、古い鉄板に‘獅子岩の頭’と消えかけた標識に導かれて尾根を外れて進むと、これから登る予定の浅間隠山の手前に岩淵山と安高山が聳えています。再度縦走路に戻って峠に、ここで侘しい朝食を摂って隠山登山口に移動、駐車場には6台ほど停まっていました。

 これからが今回の本命の登山です。特に岩淵山と安高山の取り付き点を確認するため注意深く歩き、略、見当がつきました。

 急斜面にはジグザクに登山道が踏まれていて、直登コースもありますが、これは雨で土が流されるので通らないでくださいと注意看板が見られます。

 登り切ると水平道になって花園が現れます。シモツケソウ・ヤマハハコ・アザミ・マツムシソウ・クガイソウ・クルマユリ・オタカラコウ・ソバナ等々にアゲハチョウが飛び交っています。

 ここを抜けると山頂で先行者は2人に僕を入れて5人となり、360℃の展望が拡がっていますが遠くは霞んでいます。浅間山・鼻曲山が雄大な容姿を見せてくれます。下山中には多くの登山者が登ってきます。

 今回の一番の課題である登山道のない2座への挑戦です。岩淵山には県境が走っているので紅テープが巻かれているのでそれを拾いながら進みますが、枯れたスズタケを掻き分けながら尾根に出ます。境界は駒髪山の方にあり、岩淵山頂にはGPSを頼りに歩いて無事到着しましたが、下山は苦労した。

 次は安高山ですが踏み跡は薄く、ここも藪漕ぎ状態で頂きに。戻ると山頂であった群馬のおばちゃんからレンゲショウマの花園に案内され「ここは秘密ですから」と言われたが、他の人にも同じことを言っていて案内していました。

 登山口に戻って、はまゆう山荘の温泉で汗を流して、渋滞前の関越道を無事戻りました。走行距離は480qでした。今回7座を歩き、角落山・剣が峰・雨坊主山は又のチャンスに。