28回目の富士登山
 以前は海外高所トレッキングを目的に高所順応のために登っていたが、最近は体力測定のために来ています。

 今週は梅雨の中休みで下界は晴マークが続いているが、富士山の天気予報は26日のみがAランクでそれ以外はCランクとなっていて、この予報を信じて実行に移した。

 期日  2018626日(火)
 メンバー  山田睦男(単独)
 行程   自宅4:00=君津IC==横浜町田IC==御殿場IC5:506:30富士宮新5合目6::557合目7:55…元祖7合目8:308合目9:109合目9:509.5合目10:20…奥宮11:00…剣が峰11:25/11:45…ブル道と奥宮分岐11:55/12:20富士宮新5合目14:20/14:40=御殿場IC15:30=君津IC17:00=自宅17:10<行動時間:登り4時間25分、降り2時間10分>
 富士登山スライドショー
 ヘルニアオペ 一カ月後の昨年とは登りで5分短縮、下りでは20分短縮となっているが、2015年の記録と比較すると、登りで1.13倍、下りは同タイムとやはり体力低下しているようです。30回までは頑張らねばと思っている。

  御殿場市街を抜けるとフロントガラスには霧雨が、天気予報に裏切られたかと思っていたが、3合目くらいから雲を抜けたのか山頂も望め、9合目以上の雪も少ないようだ。2016618日は頂上直下は軽アイゼンを履いて登っていたので、一応軽アイゼンは車に積んできたが置いていくことにした。 5合目の駐車場は一番上にもまだ余裕があって、出発準備の登山者もチラホラと見かけることが出来ます。

 足元には雲海の中に愛鷹山塊に天城山に箱根の山も望め、右手の雲海の上の山は南ア南部の十枚山方向だろうか。

歩きはマイペースでトレランの若者がスイスイと抜いて去って行き、登山者からも数名おいて行かれます。その中の30台とおぼしき1名は高度が上がるにしたがって小屋での休憩時間が長くなり、ついには遅れてきました。

今日は今までに比べると登山者は非常に少なく、下山する登山者も10名位、その中に小学校1年生くらいの男の子を連れた親子も登っていますが、山頂まで大丈夫かなーと他人事ながら心配で、孫達も高学年にならないと富士山は無理かなー?その時はこちらの方が老いぼれて登れないだろう。

富士宮口の登山開きは710日とのことで、各小屋も山開きの準備に取り掛かって、ブルも登ってきています。登山道整備の人たちも10数名頑張っていてくれて、高所での作業ご苦労様です。

8合目手前でトラブル発生、腕時計が高山病になって文字盤の表示が消えてしまいます。山で2回目、バッテリーは取り替えてまだ2年くらいで、平地で復元させると大丈夫なので、何が原因だろうか。

休憩は各小屋で水を飲むだけの立ち休憩のみで腹式呼吸を心がけ、階段状では足を揃えないで足を挙げることに心掛けします。

歩き始めは風が強いなーと思っていたが治まってきて気になら寒さも全く感じません。9.5合目以上の雪も少なく、10mくらい踏んだだけでアイゼンを置いてきたことは正解だったと安堵して奥宮に。

奥宮にも数名しかいなく、剣が峰に向かいます。ここも先行者は1名しかいなかったが、トレランの若い女の子が二人、馬返しから2時間30分で来たと元気で写真を撮ってもらいました。スマホのライン送信はインターネットがつながらなく、少し下った奥宮とブル道との分岐でつながったので、剣が峰を仰ぎながら行動食を口にして山仲間に「富士山より愛をこめて」と多数送ってしまいました。

 頭上に猛禽類の一羽が舞っていて、こんな高所までとビックリです。

山小屋には布団を干したりしている小屋あり、小学生の親子連れとは9合目近くですれ違いますが、子供は手を引っ張られて泣きながらも登っていました。下りは尚大変だろうに。

足が疲れていて右膝に痛みが走ったり、左足首はくじいたりしたが捻挫にはならなかったが無事下山出来ました
 花はフジハタザオ・イタドリ・イワツメクサのみ。

渋滞もなく無事家に辿り着いた。出発〜帰着まで13時間10の富士登山でした。翌日は平地でも風が強く、富士山のランクはCで風速20m以上となっていて

26日歩いたのが正解だった。