長瀞アルプスと通り抜けの桜
 低山アルプスは、我が愛する房州アルプスを筆頭に鎌倉・三浦・沼津・奥沼津・宇都宮・飯能等を歩いてきましたが、長瀞アルプスの新緑と山野草を楽しみ、新たに4座を稼ぐ目的でやってきました。
 期日  2018414()
 メンバー  山田睦男、近子
 行程  君津IC5:45=花園IC7:50=長瀞町役場P8:15/8:35…萬福寺8:55…天狗山分岐9:25天狗山(342m)9:30御嶽山(319m)9:40…天狗山分岐9:55…野上峠10:15…宝登山登山口10:50宝登山(497m)11:10/11:45…宝登山神社12:20野土山(85m)12:35<通り抜けの桜>権田山(232m)13:10…上長瀞駅13:30/13:39=野上駅13:50=長瀞町役場P14:00=花園IC14:25=君津IC16:25 <行動時間;4時間55分>
 写真  長瀞アルプススライドショー
 記録   14日の天気予報は曇り・降雨量はゼロなので、長瀞アルプスは展望よりも新緑や山野草が目的なので雨が降らなければ良いと前夜出かけることに決めた。

 出発がいつもより30分遅く渋滞が懸念されたがスムースに長瀞町役場の駐車場に着いた。土日は登山者のために無料開放されているとのことだったが登山者は我々二人のみのようだった。

 秩父鉄道の野上駅前に長瀞アルプスの案内板がありスムースに登山道に取り付くことが出来ました。尾根に上がるとコナラのパーマネントグリーンが眩く輝いていて、足元にはチゴユリヤマツツジが続き、登山道も足に優しく、心配した天候も時折薄日が射したりして最高です。

 天狗の分岐から天狗山御嶽山をピストンしますが、二つの長瀞アルプスハイキングマップは山頂の位置が違っていて山頂の標識も無しです。御嶽神社のある方が御嶽山で手前のなだからなピークが別名坊山と呼ばれGPSも342mを表示していて天狗山だろうと認識しました。

 林道分岐からは房総の山では見られないスミレイチリンソウ・ニリンソウの群落もあって、足が遅くなりましたが北側の宝登山登山口に。

ここから200数段の階段を登り始めると下山者が続々と降りてきますが、その中に一見観光客風のおばさん三人もおりてきて他人事ながら大丈夫かなーとチョッピリ心配します。

 山頂に着くと大勢の人と、歩を印した両神山武甲山城峰山に迎えられ、三角点にタッチして少し早めであるがSAで買ってきた昼食を摂ります。アルコールはドイツのワインで周りの山々に乾杯です。横では若者3人が美味しそうに温かいカップラーメンを食べています。

 大半の人がケーブルを使っていますが我々は歩いて宝登山神社に降って、次の権田山を目指して進む前にほんのひと登りで野土山をピストンして‘通り抜けの桜’に。

 登山道に桜並木があるのだろうと思っていたら、なんとなんと、斜面に八重桜が植栽されていて、その種類は36種あるそうで関山・八重曙・駒繋・福禄寿・鬱金・楊貴妃・・・等々の名札が下がっていて、今が満開で見事で入場料¥200は十二分に元を取ったと言う感じでした。

我々が山格好しているので「権田山に行くのですか、スミレがありますか」と問われたが「どんな山野草が咲いているか知らないです」と応えて山道に入っていくと、「葉っぱがなく茎が伸びた花が‘アケボノスミレ’」と聞いていたのがあります、先程の奥さんはこのことを知っていたのでしょう。

 権田山のピークを越えて上長瀞駅に着くとタイミングよく電車がきて二駅先の野上駅で下車し駐車している長瀞町役場に戻りました。

 意外とのんびり歩いたのに予定コースタイム4時間55分ジャストで行動でき、良き山旅が出来ました。渋滞も無くスムースに帰宅することが出来ました。