27回目の富士登山 
  富士登山は海外高所トレッキングを目的に高所順応のために登っていたが、今は体力も気力も金力もなくなってその必要もなくなって現在は体力測定のために来ています。

78月は鼠径ヘルニアで腹部の圧力をかけることを禁止されていたので富士登山は思いもしなかった。9月から解禁されて富士登山のタイミングを考えると10日までは駐車場5合目までの往復バス代・富士遺産入場料で¥3,500かかるので遠慮して、11日は晴れ模様なので実行に移すことにした。

 10日の夜は、親友だった上野君の一周忌法要に出席したがアルコールの方は控えめにして2時間くらいで御いとまし、早めに就寝した

期日  2017911日(月)
 メンバー  山田睦男(単独)
行程  自宅4:00=君津IC==横浜町田IC==御殿場IC6:00富士宮新5合目6:40/7:107合目8:15…元祖7合目9:008合目9:359合目10:159.5合目10:50…奥宮11:25…剣が峰11:40/11:50…富士宮口新5合目14:20/14:35=御殿場IC15:25=君津IC=自宅17:10<行動時間:登り4時間30分、降り2時間30分> 
体力測定結果  20142015年の記録と比較すると、登りで1.13倍、下りでは略同じの時間を要していて、体力の衰えは隠せない。但し、コースタイムと比較すると登りでは82%、降りでは67%で歩いていてまだまだ歩けるか、30回目標に頑張らねばと思っている。
写真  27回目の富士登山(スライドショー)
 記録  足利SAの「吉野家」の牛丼並¥480で朝食、牛肉に味はあまりしなく美味いとは思わなかった。
 富士山がうっすらと全容を見せてくれていて、天候は大丈夫そうです。御殿場
ICから富士宮口5合目に。なんと駐車場は杯状態です。自分と同じく¥3,500を惜しむ登山者が多く、規制がかかる前の9月の登山者は少なかったようだと思ったが。

愛鷹山塊には夏雲がかかっていて箱根の山々も伊豆半島に伊豆大島も三浦半島も全く望めませんが、富士山の山肌はオンタデ・イアタドリの紅葉で染まって秋色を呈していて青空も見せてくれます。

砂礫の中に咲く花は少なく、アキノキリンソウ・イワオウギ・ミヤマオトコヨモギ・ヤハズヒゴタイ・イワツメクサくらいを目にしたか。

歩いていて足の運びが遅く息も荒いのがわかります。昨年から人を抜くよりも抜かれる方が多いのだ。「まあ良いか」と自分に言い聞かせて、小屋間は黙々と歩いて休憩をとらなく、小屋到着で数分立休憩し水分補給と黒糖カリントとチョコがけ柿の種(これが美味い)を口にし、8合目では座り込んでウイーダー・アンパンを口に入れました。

若者三人組は速足だが休憩タイムが多く、各小屋ではいつも同じで、剣が峰では自分が降るころに到着していました。

 風が強く冷たく、奥宮にはかなりの登山者が休んでいたが山頂に向かう人は少ないようです。天候が良ければ剣が峰は人だかりで写真を撮るにも順番待ちの時もあるのにガラ空きで、写真を撮ってもらったりスマホで自撮りできます。

山頂に電子基準点なる搭と説明板があるのに気が付きましたが昨年まであっただろうか。

下山時の真正面から吹き付ける強風は冷たく顔が固まってきてこわばり、この天候では御鉢巡りに誰も足を向けていません。

 降っていると山ガールが快調に降ってきたので、その後ろを付いていると、ストーカーに間違われたのだろうか「お先にどうぞ」と言われたので、その後は少し距離を置いて下った。

 両膝に左足アキレス腱が痛く、6合目からは足を引きずって戻った。

 駐車場に着くと隣の車から声を掛けてきたのは先ほどの山ガールで、しみじみと顔を拝むとなかなか可愛く、彼女は山頂まで2時間40分で登ったとのことで驚きでした。

渋滞もなく無事家に辿り着いた。出発〜帰着まで13時間10分の富士登山でした。