飯能アルプス縦走 
  山と高原地図22の「奥武蔵・秩父」の地図を拡げると、登った山は数えるほどしかなくまだまだ稼げそうな山がひしめいる。

 その中で数少ない印象の残るのは外秩父七峰ハイキング秩父34か所遍路歩きくらいで、3月の県外の山は新たに山座を稼ぐために飯能アルプス縦走を計画していて、晴れ日を睨んで実行に移した。

 期日  2017319日(日)
 メンバー  山田
 行程 君津6:02=池袋=9:19吾野9:25…前坂10:25大高山49310:50…吾野の頭11:30天覚山44612:05…東峠12:25…久須美坂13:20久須美山26013:30永田山27713:45多峯主山27114:45天覧山19715:15…東16:00飯能16:38=池袋=君津20:08 <行動時間:6時間35分> 
 飯能アルプス縦走スライドショー
 記録   毎回であるが内房線の早朝の電車の中は冷蔵庫で寒く、居眠りも催さなく本を読む気にもならない。錦糸町・秋葉原・池袋と乗り継いで西武秩父線でようやく落ち着いて朝食のパン・バナナ・ゆで卵を口にする。日曜日とあって登山者が多く、飯能・東飯能・高麗・武蔵横手・東吾野と各駅停車ごとに登山者を吐き出していく。吾野駅でも?数名が下車し散っていった。

 大高山の登山口は西武鉄道のガード下を潜って出たが、そこでウロウロして大高山への道標を確認したのは20分後だった。この時、子の権現へのルートも見つけこの山に登ったのは2008年の子の歳だったのを思い出した。

 前坂を経て大高山でスタート直後のロスを取り戻して一安心します。

 登山道は小さなピークを避けて巻道が幾つもあるがコース全体としてはアップダウンの連続です。逆コースからの登山者にトレイルランナーとすれ違います。

 天覚山の手前でけものみちの標識が、このコースに入っても本来のコースといずれ合流するだろうと地図で確認もせず入って行ったら、やはり違う尾根を降っていて引き返します。約20分のロスです。

 それでも天覚山ではそのロスも取り返していました。古木にはお札が納められ、霊場の山だった雰囲気があちこちに残されています。久須美坂峠から行動食のブドウパンを口にしながら歩き、フラットな道が多くなり快調に飛ばします。永田山を過ぎると山間ひしめく住宅街が足元に確かめられるようになってきます。

 三度目の林道を横切って多峯主山に辿り着くと、なんとハイカーで賑わっています。

 春霞というより、この地区の山知識が乏しく山座同定は出来なく、‘黒田直邦のお墓’‘日照りの時も涸れず雨乞いの場の雨乞池’‘天然記念物のハンノウザサ’‘常盤御前が風景の美しさに後ろを振り返りながら登ったといわれる見返り坂’等々の観光がてら天覧山に。ここもハイカーというより観光がてらに登ってきたという人がが大勢です。

 天覧山の名前の変性の看板が至る所に立っていて、晴れていれば富士山をはじめ丹沢山系の山々の表示板もあり、冬晴れの日はさぞかしこの低山も賑わうことだろうと想像します。

 登り口では法光寺、下山口では能仁寺と大きなお寺があって、春の彼岸と会ってお参りの人で賑わっていました。

 体力・精神力に余裕があったら、飯能三山の柏木山と龍崖山にも寄る予定でしたが躊躇なく駅に向かい、宿題として残すことにしました。

 飯能駅に向かう予定だったが東飯能駅に、ゴールしたら温かいうどんに生ビールと期待していたが駅前にはそのような店はなく、コンビニで缶ビールと野菜サンドを求めて

電車の中で一人乾杯をしました。

 電車往復に約7時間を要し、じっと座っているのも疲れます。

 今日は大安で結婚式参列帰りの和服姿や着飾った洋装の女性の姿が目につきます。そういえば山仲間の吉ちゃんの次女の萌香ちゃんも今日が結婚式でした。

萌香ちゃんとは鹿野山と高宕山に二度程山を歩いたような気がするが、おめでとうございます。末永くお幸せに。