トレラン仲間の華燭の宴&箱根の山3座 
 2014年第22回長谷川CUP〔日本山岳耐久レース〕でのスタート前のグランドで若者が声を掛けてきた。初めての参加とのことで、胸にもバックを下げていて腹が減っては戦ができないと食料を入れているとのこと、この若者は完走できるだろうかと心配していたが、彼は17時間台でゴール、小生は21時間台だった。

 その後、北タン・房総丘陵トレランやプライベートで高宕山トレラン等で一緒に走ったりして、睦五郎小屋にも仲間と数回訪れ飲み語り、今年の3月には彼女も一緒だった。その二人が山浦聡君と里佳さんで、メールで7月結婚しましたので披露宴パーティを102日箱根のバーベキューテラスWimpyで行いますからご夫婦で参加お願いしますとの連絡を受けて参加することにした。

 折角箱根に行くのだからと湯本近くの山を調べて翌3日に歩く計画を立てた。

 スライドショーをお楽しみください
 102   君津9:40=箱根の森おかだP12:10バーベキューテラスWimpy13:0016:00=箱根の森おかだ(泊)
 会場に着くと若者で熱気がムンムン、受付の時に会費(¥10,000)とは別に「鹿野山」の酒に山浦君の神野寺の足腰のお守りの大下駄を履いた写真をラベルにして貼ったのを差し入れると、酒コーナーも設置されます。
 出席者は新郎新婦の学生時代の友人、職場(放射線技師)の仲間、トレラン仲間の若者で、北は仙台から南は広島から総勢100名超です。年配は数人です。
 新郎の挨拶の後に、酒を差し入れたとのことで挨拶が急に回ってきました。そのおかげ私の素性が知れて若者達と山やトレランの話が弾んで元気をもらいます。
 山浦君の友人で大澤君も
4月に結婚、11月にはお子さんが誕生予定で暖かくなったら家族で睦五郎小屋にお世話になりますと嬉しいことを言ってくれます。
 進行からカメラマンから料理から余興のギター演奏・太鼓・書道と多芸な人、全て新郎新婦の仲間による手作りのパーティーで、女房の方が盛り上がっているようでした。お開きの後は新郎新婦が各グループと記念撮影をしながら見送られていきます。

 「年齢を重ねると肉体は落ちるが、挑戦する気持ちは変わらない」と思ったりもして、帰ってから大会2つをエントリーしました

 103   ‘箱根の森おかだ’=箱根登山鉄道湯本=宮ノ下9:40浅間山802m11:00…大平台分岐11:20城山743m)…湯坂山546m)…湯坂城址12:40…湯本13:05/13:30=君津15:40<行動時間:3時間25分>
 露天風呂に入って、バイキング朝食では少し食べ過ぎた感あり。小雨も降ってきたので迷ったが、取りあえず箱根登山鉄道に乗った。初めての乗車です。
 陽射しも出てきてシメシメと宮ノ下駅で下車。浅間山へのハイキングコースは線路沿いに歩いて線路を跨いでから山道に入ります。相棒が何でもないところで転倒「スプレー持ってない」というが持ってきてない。大涌谷からの道と合流してすぐに浅間山に。小雨が降ってきたので傘を開きますが直ぐに止んでくれた。予定では鷹巣山ピストン予定だったが中止して湯坂道を下る。
 雲が低く垂れこめていて山は望めなく、秋の山野草(ホトトギス・キバナアキギリ・ツリフネソウ・ヤマハッカ・ツリガネニンジン・ノジギク・サラシナショウマ…)を愛でながら歩きます。
 城山はここだろう、湯坂山もここだろうと地図と時間で読みとるしかなく不確かです。中高年4人組がしっかりと雨具を付けて登ってきましたが、かなりお疲れのようでした。
 石畳の湯坂道は鎌倉時代に開かれ湯本から湯坂山に登り、浅間山・鷹巣山を越えて芦之湯に下り、箱根権現を経て箱根峠を越えるもので、幕府を開いた源頼朝の箱根権現への参詣道として整備された。湯坂城跡は室町時代に西相模一帯に勢力をはった大森氏が築いた城で、看板が立っています。 戦国時代には秀吉の東征の折、一夜上に対峙して湯坂城も築かれたのことです。

晴れた日の紅葉やスノーハイキング時期には楽しき歩けのではないでしょうか。
 ワイフの足は青く腫れてびっこを引いています。帰ってからザックを開くと、湿布薬と塗り薬が出てきて大クレームをもらいました。