昨年8月にJR初乗り料金での千葉一周を行ったので、今年はバージョンアップして関東一周を計画していた。こんなことを仲間に誘うと笑いものにされるだけで一人で実行することにした。その方が気楽です。

昨年の反省点として、@時刻表は最新のもので検索 A乗り換え時の降車番線&乗車番線の把握 B昼食&夕食の時間確保 C切符は自動改札を通さない(通すと乗車時刻が記録され降車時刻との差が大きく不正乗車が疑われる)D5列車の時刻が遅延した場合の修正のため、スマホに乗り換え案内のアプリをダウンロードした。

各駅停車で
181駅を数えた。

実施日は平常日出退勤時間帯にあたると混雑するので土日を選ぶことにしていた。

 18時間で690`ぐるり関東(スライドショー)

今回の結果は、すべて計画通り実行できて何か拍子抜けするところもあった。

 狭霧で東京湾も霞んでいて時折太陽が覗くものの富士山も富山・伊予ガ岳も望めなく、外房の海ではサーファーがアザラシのごとく戯れていた。朝食でアルコールが入ったので本を読んでいたらいつの間にか眠っていた。

 気をつけたのはトイレです。乗り換え時間の短いときは列車の中で、長い時は駅のトイレで必ず済ますことにした。列車には前から2両目(時には後ろから2両目)にトイレが付いていて、洋式でドアーの開閉も近代的になっていた。

 沿線の風景は関東の外周を走るので田園風景が広がるのどかなものです。故に乗降者の人もあまり垢抜けてないような感じで、人間観察で飛びぬけるような美人とは出くわさなかった。

 昼食は我孫子駅の立ち食い蕎麦「弥生軒」で名物の大きな唐揚入り蕎麦、夕食は高崎駅で達磨弁当を食した。このために乗り換え時間をとっていた。

 水戸線・両毛線・八高線の車両のドアーの開閉は手動が基本みたいだが、これは冷房・暖房効果を落とさないためだろうか。

全体的に視界は悪く、関東の山々や秩父の山々を山座同定出来なかったのは残念でした。高麗川に着く頃は車窓の風景は闇に沈んで、八王子からはネオンの明かりに変わった。

 居眠りしたり本や新聞を読んだりして退屈することなく18時間の旅を終えた。